臨時の特別休暇

来週の水曜と木曜はウェサック。
外出禁止令の真っ只中になる。


月曜日も終日。
そして火曜日の朝04:00に一時解除なんですが、その月曜日火曜日を政府機関は特別休暇とした。
つまり、5/21金曜日23:00から5/28金曜日04:00までが実質的な外出禁止。
というか、外出する必要性を最小限に設定された期間って感じですかね。


この期間で封じ込みが出来れば良いんですが。


で、ワクチン。
西部州に続いてラトゥナプラ、クルネーガラ、キャンディの各県で実施される予定ですが、それはロシアのスプートニクVが充てられる予定とか。
アストラゼネカで一回目の接種をした人にも、2回目はスプートニクVを接種するとも言っていた。
最近のコロンボでの接種は、主に中国製のシノファーム。
これはワクチンの種類で言うと「不活化ワクチン」なのかな?
今までの実績ではインフルエンザ、日本脳炎、ポリオなんかと同じ種類。
文字通り、活性を喪失させたウィルスを扱う。
そしてアストラゼネカスプートニクVは同じ「ウィルスベクターワクチン」。
無害なウィルスを用いてコロナウィルスの遺伝子のみを運搬させ、その遺伝子によって生成されたタンパク質が免疫反応を示すという流れ。
粉状にして常温で管理できる事もあって、途上国には有利。
ただ、運び屋となるウィルス自体が本来の免疫反応で排除される可能性もあり、どこまで有用なのか不安視される理由にもなっている。
なぜなら、過去にウィルスベクター方式のワクチンは存在しないから。
そして、一回目の摂取で獲得した免疫反応で二回目のベクターウィルスが排除されることも考えられるので、開発元は一回目と二回目のベクターウィルスを別種のウィルスで作成している。
なので、アストラゼネカの2回目としてスプートニクVを使用することに問題はない。
シノファームは、また別の話。


スリランカではこの三種が主流になりそうですね。
なんと言っても値段が安いですから。
シノファームは中国から供与。
保管運用も中国様が態勢を整えてくれる。
ウィルスベクター型は管理が容易。
そして製造販売のコストも安め。


こんだけコロナが蔓延すると、他の病気で亡くなる人たちも増える。
なぜなら院内感染が怖くて病院に行かないという人が一定割合で増えていくから。
コロナで亡くなる事も、勿論問題だけど。