しゃぶしゃぶ
妻が働く時間を増やしたいと。
それ自体には何の問題もないのですが、今やっているパートも出来れば続けたいと言う。
そうなると、今のパート終わりで別のパートに行くって言う働き方になる。
今のパートは、ホテルのルーム清掃。
言葉の出来ない外国人女性が最初に日本で働くのは、この仕事が多いと思う。
9時から14時ぐらいまでの5時間。
遅くとも15時には終わる。
毎日6時間働ければ、14~5万にはなるのですが、そうはならない。
働き手が少ないので可能な限り人数を確保しようとホテル側も採用を頑張る。
人数が確保できると、それぞれ個人の働き方に合わせてシフトを組んでいかないとならない。
長く働きたい人、ほんの少し平日に働きたい人、土日祝日に働きたい人。
いろいろな要望をまとめてシフトを組むと、多く働きたいと言う人にばかり仕事を出すわけにもいかなくなる。
そう言った人ばかりで仕事を組むと、スキマ時間に働きたい人が離れていってしまう。
なぜなら便利に稼げないから。
逆に、多く働きたい人の要望は通らなくなる。
ジレンマですね。
「多く働いてくれる人に集中して出せば良いじゃん」と思うけれど、そういった人も急な休みを言ってきたり、もっと稼げるところに転職していったりする。
そうなると、また採用活動。
終わりのない戦い。
ホテルとしては、ほどほどに働いてくれる人が多くいるというのが理想の状態なのです。
そうなると、妻には不満が残る。
もう少し稼ぎたいのに、シフトに入れない。
どこかの工場なんかの仕事も考えたけれど、通勤手段の問題も在るし、毎日8時間で残業なしというのも、働き方として自由度が低いと感じるよう。
結果から言えば、パートの掛け持ちというのが無難かなって話になっていた。
で、ホテルの仕事が無い日に働ければ良いなと妻は言っていたのですが、それだと双方のシフトを事前にきっちりと組まないならない。
例えば平日はホテル、週末を別のパート、みたいに。
でも、現実的にはパートを欲しがるのはホテルや飲食が多くて、双方ともに土日祝日が忙しい。
なので、ほぼ間違いなく15時にはホテルの仕事は終わるので、そこから働ける仕事を探すのが良いのではと提案。
そこからは求人サイトをチェックする日々。
妻が来日した1年半前に出ていた求人が再度出されたら最高なんだけどと思っていた。
家から最寄り駅までの道沿いに有り、家からは歩いて10分の飲食チェーン店。
8時から25時までで好きな時間帯、好きな時間だけ働ける。
日本語が上手ではなくてもバックヤードのみという感じでも働けるので、最高なんです。
そしてついに再掲載されたパート募集に速攻で応募して面接。
採用されました。
おめでとう。
言ってしまえば「しゃぶしゃぶ」を食べさせるチェーン店なのですが、我々は行ったことはない。
それどころか、思い返してみると「しゃぶしゃぶ」を妻は食べたことがないかも?
食べたこともない食事を提供する店で働くのも、なんかイメージできないよなと思って、妻にしゃぶしゃぶを食べてもらうことに。
家でね。
ここからが本題です。
豚シャブ用にスライスされた肉を購入。
水菜、長ネギ、もやし、きのこ、庭から空芯菜。
水を張った土鍋に昆布を沈めて置いておく。
ゆっくりと出汁が引き出されている間につけダレの準備。
ゴマダレは、すりごま、みりん、砂糖、醤油、マヨ、酢、味噌、ごま油で。
ポン酢は、先日作ったリサイクル梅干しの果肉をカツオ節一握りと一緒にすり鉢ですって、市販のポン酢にまぜたもの。
昆布から出汁が引き出されたタイミングで土鍋を火に掛け、果肉を取り除かれたリサイクル梅干しのタネとカツオ節。
沸く前に昆布は取り除き、カツオ節と梅干のタネは数分間煮る。
そしたら、濾して完成。
しゃぶしゃぶ、久しぶりに食べたけど美味しいですね。
キムチ鍋とか胡麻豆乳鍋とかよりも、スッキリしてて食べやすい。
簡単だしね。
準備の煩雑さと食べた時の満足感を考えた時、しゃぶしゃぶのバランスは結構良い。
妻も美味しいと言って、かなりの涼を食べました。
まぁ、野菜メインですからすぐにお腹すくんですけどね。
締めはラーメンを入れて、ポン酢、ゴマダレミックスラーメン。
美味しゅうございました。
これで、妻が働きに出て店舗で「店で提供する料理を食べたことがない」という事態は避けられました。
来週、初回勤務時にオリエンテーションがあるらしく、ワタシも通訳で参加しなければならない。
さすがに、ワタシのバイト代は出ないよね。