詐欺の増加

スリランカではあらゆる種類の詐欺が爆増しているとか。

経済危機で生活が苦しくなり、手っ取り早くお金を稼ぎたい人が増えているのが原因の一つと言える。

 

手元のお金を少しでも増やしたい。

そこに詐欺師の登場。

多くは詐欺師というよりは、ただの嘘つきという感じだと思う。

資金を増やしてあげると言ってトンズラ。

でなければ、マルチね。

子供には良い教育を受けさせたいと考える親は多くて、そこに付けこむ。

若い女性がターゲットの場合は化粧品とか。

綺麗になって逆玉を狙おうとする短絡的な若い女性の夢をかき消す。

 

日本は詐欺の先進国ですので、そのうち不法滞在で反社会的な組織と繫がったスリランカ人が、母国に強制送還された後に詐欺グループを立ち上げたり、不法滞在中にスリランカをターゲットとした大規模な案件を仕掛けたりとか、ありそうですよね。

アルコールの販売量低下

スリランカでも税収は取れるところから取るという流れはあって、ターゲットはタバコと酒。

世界中どこでも同じですね。

 

で、酒やタバコの税率や徴税を監督するExcise Departmentは2022年のアルコールからの徴税額が1700億ルピーで史上最高額になったと発表していた。

2023年の1月には酒税が20%あがって、さらなる税収増が期待された。

しかし2023年のアルコール生産量は75%に落ち込んだ。

値段が上がれば買い控えする人は増えるということですね。

比較的低所得の人たちにアルコールは買い支えられているので。

 

これで何が起きるかと言うと、酒の密造です。

あと、税金の滞納。

酒販店のライセンスは非常に高額で、さらにはその発行には監督官庁による恣意的な選択が介在していると言われている。

つまりライセンス発行に関わるとバックマージンが受け取れるという既得権益があるんです。

そうなると国会議員は、その権益を最大限に活用するし、多くの国会議員がサイドビジネスで酒販店を経営していると言われている。

その国会議員の経営する酒販店は税金の滞納が常態化しているというのがスリランカの巷で真しやかに語られる話。

実際、税務当局は毎年のように期待される税収からはかなり少ない税収額を報告するし、「滞納している業者には厳しく対応する」とマイクパフォーマンスをする。

 

タバコも高い、酒も高い、食品も高い。

スリランカに住むメリットが一つずつ消されていく。

 

 

12年

結婚記念日でした。

 

明日が妻の誕生日なので、申し訳ないけれど同時にお祝い。

こっそりケーキを買ってメッセージのチョコも。

元からHappy Birthdayと書かれているものに、& 12th Wedding Anniversaryとお願いした。

しかしスペースの都合でAnniversaryは書ききれないと思いますと言われた。

 

なので、書ける所までで問題無いですと伝えた。

結果、& 12th Weddingで目一杯。

なんか結婚式12回目みたいな雰囲気出ますよね。

でも12th Anniversaryだけだと結婚記念日のメッセージでは無い感じがするしなぁ。

 

それにしても12年か。

 

ウィスキーならそろそろ熟成が進んで風味豊かになる頃。

我々夫婦もそうありますように。

 

 

クスクス

酒販店で輸入食品のコーナーを見ていたらクスクスが置いてあることに気づいた。

妻に「エジプトのホテルで自炊してた時、コレばっかり食べてたよ」と話した。

妻は「食べた事ないけど、どんな味?」と聞いて来たので購入した。

 

それが数週間前の事。

ロングパスタやうどん、袋ラーメンなんかの在庫が家にはあったので、それを片付けてからと思っているうちに日が経ってしまった。

 

今日は午後から病院に行く予定があったので昼は簡単に済ませたかった。

そこでクスクスにご登場願いました。

 

小鍋に1カップの湯を沸かし、塩をひとつまみ。

沸騰したら火を消して同量のクスクスを入れて手早く混ぜる。

蓋をして5分。

完成。

手軽ですね。

これで二人分ぐらいかな。

出来上がるタイミングでオリーブオイルかバターを少量入れてフォークか何かでクスクスを崩す。

今日はレトルトのパスタソースを掛けて食べましたが、エジプトにいる頃は鶏肉をローストしたものを合わせて食べたりしてました。

クスクスも大きめのマグカップに一回分入れて、そこに湯を入れて作ってました。

 

キッチン付きのホテルに移ってからは、こればっかり。

最初はエジプトの米を食べてました。

美味しかったし値段も割と安かったので問題なかったのですが、途中で売り切れに。

収穫期間近になると不足するって感じなのだと思います。

風味豊かなジャポニカ米でした。

 

で、妻の感想ですが、気に入った様子でした。

調理とも言えないような手軽さと、クセのない食べやすさ、消化も良さそうだし、そりゃ気に入るに決まってる。

値段は、、、500gで500円弱だったかな。

もう少し安いと助かるんですがね。

これでも色んな店で見たうちで最安値ですが。

 

 

三寒四温

今日までは暖かな日が続いていたけれど、明日は少し寒そう。

天気は良いようなのですが気温は低い。

風が強くて冷たいって事ですかね。

 

風が強いと花粉症がツライ。

 

鼻のかみすぎで出来てた鼻腔内壁の傷は治ってきましたが、炎症は治まっていないので鼻を触ると痛みが走る。

昔、副鼻腔炎抗生物質の蒸気を吸引する治療を受けた事があったけど、それ以来のつらさ。

あれが2005年とか06年とかだと思うのですが、当時は花粉症とは思っていなかった。

なぜなら翌年からは自覚症状も無かったから。

そこからスリランカに住みだして、しばらく振りに日本で生活しだしてすぐにコレ。

スギ花粉の無い世界から戻ってきた反動という事では無いと思う。

単純にアレルゲンに対する順当な反応ですよね。

いったい一日に何度クシャミをすれば気が済むのかってぐらいの状況でして、その度にクシャミの勢いで肋骨を折った友人を思い出してしまう。

それを聞いた時には気の毒だし、申し訳ないけど笑ってしまったのですが、クシャミをして脇腹が痛くなったりするのを経験すると他人事では無い。

今度その友人と会った時には謝罪して、禊としたい。

記憶のすり替わり

3月19日が結婚記念日。

翌日の20日が妻の誕生日。

 

これは一生忘れないと思うでしょ?

 

忘れはしません。

ですが、入れ替わりは起きるんです。

 

どこかの段階で19日が妻の誕生日だと脳に焼き付いてしまった。

 

これを修正するのが本当に難しい。

 

病院で妻の代わりに処方箋を受け取ったりすると、名前と誕生日を聞かれる。

その時に間違えて答えてしまい、二回目以降は「前回間違えたから、今回は間違えないようにしなければ」と思いつつ間違える。

 

この現象に名前とか付いてるんでしょうか?

銀杏の処理

秋に大量だった銀杏。

何度か食べたし親戚にもお裾分けしたのだけれど、まだ大量に残っている。

 

殻を剥くのが面倒なので、それが億劫になってる。

 

とりあえず今夜の酒の肴にするとして、同時に100個くらい処理しておこう。

殻にヒビを入れて外殻を剥く。

薄皮が残るのでこれは茹でて柔らかくする。

同時に火も入るし、ツルンと剝けるようになる。

それでも剥けない奴もあって、こちらは乾煎り。

これで薄皮がパリパリになって、両手で挟んで揉んでやるとホロホロと崩れ落ちる。

 

やっぱり面倒だな。

 

 

今回の大量処理した銀杏は冷凍しておく。

レンチンすればツマミになるし、茶碗蒸しの具材としてもすぐに使える。

 

とは言え、まだ数百個のレベルで残っているので地道に処理していかねば。