ドルが高くなって来てますね。
あのままエジプトで働いていたら、円での給料は目減りして、しかも物凄い物価高で、厳しい状況だったかもしれないな。
緩やかにドル高が継続するなら、それで良い。
別に円高になるのも構わない。
ただ、どちらも急激な変動は嫌ですね。
ドルで一定の金額を積み立てているので、別にどちらに動いてもリスクはそれほど無い。
どこまで行きますかね。
スリランカの高速道路建設に使われた資金のうち、未だ8000億ルピーの返済が存在すると明かしたある大臣。
現在、利用料徴収で毎年50億ルピーほどの収入があるとされている。
大臣曰く
「これだけの徴収金額があっても、完済するまでに160年以上必要」と。
そりゃそうだよ。
というか、何?
算数の話ですか?
8000/50=160 だもんね。
これ、資金援助だから金利が掛かるし、毎年50億が一定の金額で得られる事が前提だし、メンテナンス費用の話も語られて無い。
単純に8000億ルピーあるから、毎年50億ルピー得られれば160年だよねーというだけの話ですね。
追加で言われていた
「人生を何度か生き、働き続けても借金が残る」
「IMFやADBの指示に従う事が財政破綻から逃れる唯一の手段」
という部分が言いたくて出した話なのかも知れないけど、キャッチーなニュースとして取り上げられた見出しが、余りにもバカっぽくて笑ってしまった。
庭の御殿場桜がようやく五分咲き。
昨日の夜中の大雨で散ってしまうのを心配しましたが、全然大丈夫でした。
花が散って葉っぱが出てきたら桜の葉の塩漬けでも作ろうと思っていたけれど、花も塩漬けにしておくかと思い、100個ほど花を摘み取る。
100個ぐらいでは見た目は全く花が減ったようには感じませんね。
いったい幾つ咲いているのか。
取りあえずは塩で漬けて、後は赤梅酢で再度漬け込み。
乾燥させて塩をまぶして保存するよう。
赤梅酢とか無いんで、米酢とゆかりでやってみます。
本来は八重桜で作るものみたいですが、何事も試してみないとね。
家に生えてて無料なんですから。
最近、妻が覚えたオノマトペ。
ベタベタ。
日本語を習う外国人は言葉を覚え始めた子供と同じですから、オノマトペは多用しがち。
しかし、ここでも落とし穴。
「ベタベタする」というフレーズ。
一番汎用性の高い用法だと思うのですが、この「する」が少し難易度的に高い。
「する」と言う言葉は外国人学習者にしてみれば英語の「do」だと習うので、状態を表したり、その状態が自ずと感じられるという用法で使っている「ベタベタする」は、違和感。
他にも「ゴマをする(擂る)」や「賭け事でお金をする」、盗むという意味で使う「掏る」、「ここをキャンプ地とする」は判断を下すという意味だし、印刷も「刷る」だし、「これを買ったとする」見たいに仮定を表すにも使う。
ものすごく多様な使い方がある。
なので「する」を「do」と思い込んでいると、ジュースなんかをわざとこぼして「ベタベタにする」という意味で「ベタベタする」と使ってしまったりといった間違いが起きる。
Aという使い方もあるし、Bという意味でも使う。
そう言った言葉が日本語は比較的多い気がしますけど、どうなんでしょう。
上のような場合は「ジュースをこぼしてベタベタ(な状態)に(do)する」と教える。
随分と語彙も増えたし、この1年で妻の日本語の上達を感じる。
日本は話さなくても日常生活が成り立つ場面が多いので、意識して練習しないと上達機会に恵まれない。
これは、ある意味で厳しい状況なのですよね。
桜を見に行った帰り。
道端のカラスノエンドウを指差し「これも食べられるんだよ」と妻に教えた。
先日のつくし採りやノビル摘みで春の野草を気に入ったようで、カラスノエンドウも食べて見たいと。
夕方、散歩がてら採りに行きました。
いつもの土手。
この時期はアブラムシがびっしりと張り付いているのが多く、タイミングが合わないとキレイなのが採れない。
なので前回も放置してたのです。
何か所か群生地を見て周り、キレイなのが生えている場所で採取。
先端の若芽を摘み取るように教えて、妻に任す。
ワタシはノビル摘み。
まだまだ大きなものが残っているのでね。
ワタシが摘んでからは誰も来てません。
太いのを30本以上。
カラスノエンドウもビニール袋に半分。
天ぷらで戴きました。
ノビルは20本分ぐらいは醤油漬けにしました。
母親は血栓予防の薬を服用しており、その薬効が阻害されるだか亢進するだかで納豆を食べるのを控えている。
同じ理由でノビルも大量に食べるのは良くなさそうなので、天ぷらは一人三個までにしておきました。
その残りを醤油漬けにした訳です。
これなら醤油辛さで大量に摂取するのは物理的に避けられるので。
太いノビルは採り終わったと思うので、今年はこれでノビル摘み終了で良いか。
誰が植えたか知らないけれど、庭にも自生してましたし、今回ある程度の数を移植したので、夏までは庭から収穫出来る分で充分な感じ。
梅の花見から始まって、桜、野草摘みと春の田舎のイベントは堪能できました。
冷凍の里芋を使って煮っ転がしを作った。
里芋はスリランカにもあって何度か作ったけれど、エグ味が強烈なものが多くて食べられない時も。
あの喉や口が腫れ上がった感じになる経験をすると、また食べようという気持ちが遠のく。
シュウ酸カルシウムの結晶が針のようになるからみたいですけど、生育時に水の供給が少な目だとより強く生成されるとか。
スリランカでは、特にワタシの住んでいた地域では乾期に育つと危険性が高まるのかも知れない。
あとは強い日光も良くないとか。
それは避けようが無いので調理の過程で取り除くしかないのですが、確かシュウ酸カルシウムは不溶性。
なので水に晒しても効果は薄く、加熱で分解するはず。
なので何度か煮こぼしたりすれば良いのでしょうけど、ダメだったなぁ。
なんでかな。
そんなスリランカの里芋事情なので、最初は妻もおっかなびっくりで日本の里芋を食べてましたが、もちろん一度もエグ味のある里芋に当たったことは無く、今では喜んで食べてます。
あのねっとりした食感は他では得られませんし。
栽培技術に由来するのか品種改良によるのか分かりませんが、農家さんたちには感謝しかない。