お隣さん

先月から理由もわからず工事が始まり、気付けば真ん中にパーテーションが埋め込まれ、職場の半分が政府系組織に貸し出された。
技術系の教育を無償で行う組織で、環境教育や、科学、コンピューター、料理などのコースを主催しているらしい。そして、かつて我が職場だった場所ではコンピューターと料理を教えるらしい。
敷地の奥には、新たにトイレと調理室が増設されつつあり、オーブンもお目見え。
我々の職場は半分になり、結果ものすごく狭い。もとからの住人のはずなのに裏口から出入りして、新たなドアの作成を待っている。


工事の関係で、仕事(革製品も含め)ができず、お隣に顔を出してはおしゃべりをしている。今はPCだけしか教えていないけれど、調理室が完成した暁には共同で授業なんかできたら良いね、なんて事を話してる。



PCの先生。


授業を受ける対象者は特に限定されていないようで、午前中は学校を既に卒業した人が来ていたし、午後は学校から帰ってきた生徒が来ていた。
今日は職場の同僚が子供を連れて来ていて、暇そうだったのでお隣に連れて行ってパソコンを触らせてあげた。
先生は、ペイントの使い方を教えてあげていた。俺も、お手伝い。



こうやって、新しいことに興味を持つようになっていくのかな。