離乳食やら

バルセロナが圧勝でしたね。


それは置いといて、13日にやった離乳食の話。
といっても対象は赤ちゃんではない。
ダウン症ADHDなんかの障害をもった子供たち。
知らなかったけれど、一つの症状として
舌が少し長かったり、逆に短かったり(癒着なのか?)っていうのがあるらしい。
それによって咀嚼や嚥下が困難になる。


そういった症状を持つ子供たちにも食べやすい食事、
そして、栄養のあるものを食べさせてあげたいというのが事の始まり。


色々考えたのだけれど、ベースの食材はお米にした。
スリランカではどこでも年中手に入り、
一番慣れ親しんだものが良いと考えた。
いくら「子供の事を考えて」と言っても、実際に作るのは母親。
お母さんの負担が大きくては、なかなか実践してもらえないので、
彼女たちが毎日食べるものをアレンジして作れるものが基本だと思う。


それさえ決まれば、あとはそんなに難しいことではない。
おコメと素材の組み合わせを考えるだけ。
日本では芋、かぼちゃ、ミルク、ほうれん草なんかと
組み合わせるのが一般的なのかな。


スリランカも一緒。


近所のベテランお母さんに聞いても、同じようなことを言ってた。


という事で、特に講習するような内容じゃないってことが判明。
スリランカのお母さんも日本のお母さんも同じ。
親の世代から教わって、しっかりと受け継いでいるのだ。


ならばせっかくなので、殺菌方法や爪のチェックをして、
衛生講習も組み入れようということに。


結局いつもの講習会と同じ内容になってしまった。
ま、それはそれで良いんだけどさ。


とりあえずは好評だったので一安心。
今度は別要請で低カロリーなおやつを作ることになった。
あと、せっかくなので自分の任地でも
離乳食のクラスをすることに。
それだけでは対象者が少ないので低カロリーおやつも組み込んで、
病気になりにくい食事というテーマでクラスをやる予定。
他の隊員からの要請で勉強させてもらって、
自分の任地で、もう一度クラスをやる。
他人の褌で相撲をとってる感じだ。