ラグビー日本代表

5/21にラグビー日本代表vsスリランカ代表の試合があった。


日本代表といっても、我がスリランカサッカー部のような素人の戯言ではない。
正真正銘の日本代表。


HSBCアジア5カ国対抗の最終戦だ。
日本はすでに優勝を決めているが、迫力のプレーを見せてくれた。
といっても、日本代表の試合を見るなんて初めてのこと。
というより、ラグビーのルールすら満足に知らない。
でも、ものすごく興奮した。


試合結果は90対13で日本勝利。


そして試合後に優勝トロフィー授与。
日本じゃありえないけれど、その頃にはピッチ上に観客がぞろぞろと・・・。
しかしそこは我々日本人。
しっかりと観客席に留まっております。
代表のメンバーがわざわざ日本人席まで挨拶に来てくださった。
そして、ランカ人の自由奔放さに触発されて日本人もピッチに。


一緒に写真を撮ってもらったり、握手してもらったり。
慣れない環境での試合のすぐ後。
疲れきっているに違いないのに、皆さんとても気さくな印象でした。
選手の腰に手をまわして写真を撮らせてもらった。
「汚れててゴメンね」
・・・なんという心遣い。
試合後なんですから当たり前ですよ。


ラグビーに詳しい隊員に聞くと、
「こんな事ありえないよ!! 
あのジョン・カーワンヘッドコーチと写真が撮れるなんて!!」
と興奮していた。


知らないというのは恐ろしいことです。
「あのオジサンがコーチかな?」
なんて、考えていた自分とは大違い。
元々とても有名な選手だったそうで、ラグビーの殿堂入りも果たし、
大英帝国勲章も授与されているそうです(コーチの出身はニュージーランド)。
スタジアムからの出待ちをして、コーチと写真を撮りたかったのだけれど、
この不純な動機を察知されたのか、なかなかコーチは現れず、
次の予定のあった我々は、泣く泣くスタジアムを後にした。


その時、なぜかスリランカ人が日本人選手からスパイクを貰っていた。
「スパイクくれ!なんて言ってないよ、ホントだよ」
と俺達に必死に説明していた。


そしてそれを見た他のランカ人は
「幾らぐらいするんだ?」
と、お決まりの質問。
「2万円ぐらいはするんじゃない?」
という発言は、まったく信じてもらえなかった。
彼らの月給以上の靴なのだから、それも仕方ない。