俺はお前らを誇らしげに思う(マサキヨ)

明日は土曜日。
コロンボに行って、サッカーしたいところですが色々と家での作業が山積みなので、グッと我慢。
あと、奥さんの体調があまり良くないのも心配なので、週末は家で過ごします。
まぁ明日は出勤ですが。
来週はサッカー行きます。


先月でプロジェクトを去ったランカ人エンジニア。
アサインは終了したのですが、彼に頼んでいた作業が残っていたので連絡を取る。
悪く無い奴なのですが、たまに物凄くいい加減になることがあって困る。
特に、退職前の時期なんて責任感という言葉が霧散して消滅してしまったのではないかと思ったほど。
頼んでた書類も今週中には送ると行っていたのに・・・。


そういえば、このエンジニアは何故か日本の事を目の敵にする人だったな。
前職でスペイン人とドイツ人なんかと一緒に働いていたらしく、その頃の話が思い出補正されて居るのではと感じた。


「日本人は効率が悪いから残業ばかりする。ドイツ人はしっかりと5時には帰る」
まぁ、一理ありますしワタシも残業否定派なので、特に文句はない。


「やっぱり車はドイツが一番。
 日本が独自に発明したものなんて無い。
 日本人は改良するのが得意なだけ。」
これも、詳しいことは知らないが、改良が得意というのは納得。
褒め言葉として捉えている。

「日本は中国にもインドにも抜かれて、経済的には中流になる」
まぁ、その通りだろうね。


しかし日本のプロジェクトで働いているのに、随分と色々と日本の文句言ってたなぁ。
「車はドイツが一番」と言ってた割には、日産の車に乗ってたし。
そもそも、自分の母国でも何でもない国と日本を比較して優越感に浸っている感覚がよく判らない。
比較するならスリランカとすれば良い。


スリランカの良いところを認めないで、日本の得意分野でばかり比較するから僻み根性が出てくるんだよ。
「経済的にはまだまだだけれど、スリランカ人は気持ちに余裕がある」
「凶悪犯罪が少なくて、生活するには安心」
「国土の割に自然保護区が多い」
「台風や地震などの自然災害が少ない」


こうした点ではスリランカは世界有数の国ですよ。


そこに気づかず、経済的・物質的に恵まれていないと悩むランカ人は、ワタシから見れば不幸。
スリランカのことは好きだけれど、誇れるものがないと思っている人が多いのではないだろうか。
「日本すげー、日本最高!!」という最近の風潮はどうかと思うけれど、やっぱり日本のことは好きだし誇れる部分がたくさんある国だと思っている。
スリランカの人も、そうなると良いのだけれど。