タミル語学習

年末のアルバイトで、スリランカ北部に行った。
もう完全にタミル語の世界。


自分の近所にはタミル系の人たちはあまり住んで居ない。
と、思っていたのだが、
シンハラ語の世界に住んでいるので気付かないだけなのかもしれない、
なんて事を思った次第です。


キャンディ近郊に暮らすタミル系の人は、シンハラ語が話せなければ
生活するのも大変だろうし、
バイリンガルの人が多いことは想像に難くない。
特に自分が接することの多い接客業なんかでは、それは顕著だろう。


正直、シンハラ語はそれなりに出来る。
生活するには困らない。
でもそれって一面的なスリランカしか見えてこないんじゃ・・・?
今回の北部体験で、そのことを強く意識させられた。


よーし、せっかくだからタミル語勉強してみるか!!
これがある程度モノになれば、生活の幅も広がるってもんだ。
目指せマルチリンガル!!(その前に仕事しろ!!)


現状では日本語は勿論OK。
英語、怪しい。
スペイン語も、そろそろ忘れてきて怪しい。
シンハラ語は、まあ、ね。


あれ?・・・なんか、どれもモノになって無い??
まぁ、言語学習は将来に対する投資だし・・・。
たとえモノにならなくても、流した汗は無駄じゃ無いよね・・・。
えっ??
使った時間は無駄になるの?




・・・じゃ、じゃぁ、目的と目標を大きく変えて、
「ボケ防止のためにタミル文字を読み書きできるようにする」
で、どうでしょう?




そうですか、妥当ですか。




例えばこんな感じで名前が書けるようになりたいな。
タミル語  சகமொடோ கேய் 
シンハラ語 සකමොටො කෙයි
あ、ちなみにシンハラ語では字として書かれた文において、
文末の"i"は"y"に変化させることが多いので
この場合も කෙඉ ではなく කෙයි 。
つまりKEIではなくKEYと表記されています。
俺は鍵か・・・。


あ、別の話だけど、思い出したことがあるのでついでに書きます。


自分の名前の綴りを説明するときに 
「K E I(ケーイーアイ)」と言うのですが、
みんな揃ってキーと発音する。
こいつらバカなんじゃなかろうか?
と思っていた時期もあったのですが、ある時気づきました。


「ケーイーアイ」と発音すると、
シンハラ語話者の脳ミソの中では、
「K Y I」に変換されるのだ。
シンハラ語ではY(イ)は&(アンド)の意味に相当する。
つまり彼ら的には
「ケーイーアイ」=「K & I」=「KI」で、キーの完成。


そうかそうか、なるほど納得って、オイ!!


俺だってバカじゃ無いから、
「ケーイーアイでケイだよ」ぐらいの事は言ってます。
それを聞いた上で、
「ケー&アイってことはキーだな」に変換するって、、、、。


人の話は、しっかり聞いて下さい。
お願いします。


あ、ちなみにスペイン語でもほぼ同じ状況に陥ります。
スペイン語もY=&なので。


たった三文字の名前すら正確に伝えられない程度の語学力という訳ですね。
・・・Orz