洋服収納

昨日奥さんから電話で
「今使ってる収納が壊れているので、
 新しいのを買いたい」と電話があった。


義母さんと奥さんが2人で使用している奴が、
もう購入して20年。
義母さんの古くて体型も会わない着ない衣装が、
これでもか!とつめ込まれ崩壊間近。


重みで棚板もたわみ、修理が必要。


私の服はどうなっているかといえば、スーツケースに
つめ込まれ、
使用する毎に出し入れが面倒。


そして昨日の電話。
20000ルピーほどの収納を購入したいとのこと。
幸いにもソレぐらいの蓄えはあるし、別に買ってくれて
全然構わないのだが、
20000ルピーといえば、田舎の人間にしてみれば
一ヶ月の収入に近い。


「ホントに買う必要があるなら買ってもいいけど、、、」
と言った。


すると奥さんはその日の出来事を説明してくれた。
今朝起きて、収納の扉を開けると、
そこに何故かトマトが置いてあったと。


中国人の経営するフェンシュイ(風水)の店がスリランカ
至る所にあるんですが、
まず最初にそんな事が頭をよぎったらしい。
誰かが風水的な意味を込めてトマトを服の上に置いたのかと。
収納の中に赤いものを置きなさい、的な。


で、恐る恐る手にとって見ると、食べかけのトマト。
そこで、気づく。
犯人がネズミであるということに。


実際、服も幾つか食い破られていたらしい。


それを聞いて思わず笑ってしまった。
そして見事に説得させられた。


「好きなの買って下さい」


今日、届けられたそうです。