退治法

毎日のバス移動。
基本的には、座れるように家を出る時間を設定しているのでそれほど体力的に厳しい事はない。ですが隣に座る人によっては、意外と精神的に参ってしまうことも有る。


スリランカ人(特に男)は肉体的な接触に抵抗がない人が多くて、しかも他人を気にしないので、おじさんの太腿が私の太腿にピッタリとくっついてしまったり、おじさんのヒジが私の脇腹を刺激したり、おじさんの寝息が耳に引きかかったりする訳です。


私は男ですので、おじさんのそういった行為も、まぁ我慢できたり出来なかったりなのですが、私が女性だったりすると、そのおじさんも痴漢行為と紙一重ということになるわけです。実際、スリランカは日本同様痴漢が多いらしい。


奥さんに聞いてみた。
「バスとかで身体を触ってくるおじさんとか居ない?」
   「中学生とか高校生の頃は触られたけど、今は無いかなぁ」
「その頃って、どうやって対処してたの?」
   「移動して逃げたり、コンドストラに言いつけたり、あとは安全ピンで手を刺したこともあるかな」


コレぐらいの対処は日本でもやってるのかもしれないと思ったが、なんせ日本の満員電車だと身動き取れないぐらいだし、女性の方でも痴漢なの勘違いなのか判断がつかないんだろうなぁ。
なんにせよ、スリランカでも痴漢は犯罪です。


スリランカのおじさんも、そのあたりをもっと意識して欲しいもんだ。