眠りのスイッチ

子供の頃からベッドで横になってから本を読むのが、私の眠りの儀式。
寝付くのが遅い質でしたので、そうして少しでも時間を有効に使おうと考えていました。


そうして目が悪くなったのは仕方が無いとして、
裸眼視力0.02なんていう超絶不便な状況になったのですが、
そうなると、寝る時以外はメガネを外さない。
つまりメガネを取るというのは寝るということ。
視界がぼやけて脳に到達する情報が極端に制限されると、
眠りのスイッチが入るようになった。
寝るために外すメガネだったのに、外すと眠くなるメガネに。


その後、レーシックで視力回復したことで、そのスイッチは消滅。


今は歳のせいか本読んでるとすぐ眠くなるので、困っていない。




で、うちの奥さん。
彼女はテレビを見ていると眠くなる質らしく、毎夜ドラマを見ながら
眠りについてしまう。



リビングで物音がしなくなり、ドラマがニュースに変わったタイミングで声を掛ける。
十中八九は返事がない。


今日は小雨が降っていて、その他の雑音が消されている。
深い眠りに付けそうだ。