不毛な戦い

裁判所に出頭です。


2月頃から続く、この調停。
そろそろ終わりが見えてきているのですが、どうも不信感が払拭できない。
今日も、我々の弁護士が来ないというスタート。


我々の番になって前に進み出る。
調停委員であるところの裁判官らしき人が、「25万ルピーの支払いに同意しますか?」と言ってきた。
何を言っているのか意味が分かりませんでした。
なので、英語で言い直してもらうが、内容は同じ。
「25万ルピーの支払いに同意しますか?」


「同意できません」


私が答えると、調停委員が大きな音で舌打ち。


「前回、あなた方は和解に同意していると記録が残っている。
 なぜ、今回になって意見を変えるんですか?」


寝耳に水とは、まさにこの事。
思わず聞きましたよ。
「えっ!?我々、支払いに同意してるんですか?」


調停委員が言います。
「前回述べた意見を変えるというのは、虚偽申告になりますよ」


なので、言いました。
「申し訳ないですが、言った記憶が無いです。
 記憶にない発言を元に支払いの承諾を迫られても、到底同意できない。
 虚偽申告だと言われても、法律的な内容について弁護士抜きで話すことは難しい」

すると、
「そうは言っても弁護士さんが来て居ないじゃないですか!?」
と言われる。


なので
「ええ、ですから今回は調停の延期を要求します」






こんな感じの流れ。
いや、実際にはもっとネチネチと承諾を迫られまして、ホントに不愉快な思いをしたんです。
ただ、裁判というものに対して敬意を示すべきだと思っているので、細かいことは書きません。
私がやったことだけを記すと、ああでもないこうでもないと身を躱して、決定的な発言をせずに逃げまわったということ。



我々の弁護士、法廷、相手の弁護士、すべてグルなのでは?と思えてきた、とか言っちゃったりなんかして。


おっと誰か来たようだ・・・・。



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