子犬を連れ帰る

現場の資材置き場。


ここに住み着いた、片方の前足が欠けた牝犬。


この場所での二度目の出産が七月はじめ。


去年の12月に初産でしたが、その時の子犬を一匹頂いた。
二ヶ月ほど授乳期を設けて、乳離れしたところで連れ帰ったのですが、テロ前の時期に誘拐された。
うちは放し飼いなのですが、近所の繋がれた犬も数匹、同じ時期に居なくなったので、様々な憶測が立った。
泥棒が事前準備のために番犬を処分した。
その後のテロも要素になって、処分したのは泥棒ではなくテロリストだ。
うちの犬は可愛いから、単純に連れて行かれた。
などなど。


かなり広範囲を探したのですが、見つからない。
我が家の目の前は病院ですし、車で来てそのまま持って帰られたとしたら、捜索範囲は広大。


数ヶ月後。
諦めがついた頃に、牝犬の妊娠が分かった。


その時から既に、一匹は貰い受けると決めていた。


今日連れて帰ったのは、一番小さくて弱い一匹。
ここに居ても生きていくのが厳しそうな個体です。
この方針は前から決めてました。
こちらの都合で連れ帰るのですから、可愛い可愛くないで選ぶのは、なんか違う気がするのです。
正直、見た目はイマイチですが(笑)、良いんです。
可愛すぎても、また持っていかれますし。


名前もまだ決めていませんが、これから宜しく。