増税スタートですね

今日から消費増税がスタートして、10%になったんですね。


高品質なものが比較的割安で買えるというのが日本の印象ですが、それもいつまで続くか。
逆に低品質のものを選択する自由がないのが、日本での生活費が高い理由だと思う。


グリコ・森永事件で「キツネ目の男」が青酸入りの菓子をばらまいたことで、菓子の個別包装が進んだ。
これがあるから、バルク販売などは日本では難しいのかもしれない。
そうなると、生産コストは上昇。
高い菓子は売れ行きが厳しくなる事から、コスト転嫁できない。
結局は企業がコストを負担するしかなく、最終的には従業員の給与に反映される。


日本の給与水準が世界的に地盤沈下していて、出稼ぎに来る外国人労働者にとっては魅力的に映らないとも聞く。


増税に対して還元政策をしているから大丈夫と言うけれど、カードの使えない人は対象外?
対象店舗が行きつけの店でない場合も厳しい。


カードが持てるのは定期的な収入のある人。
行く店を選べるのは移動手段がある人。
つまり、弱者に対する増税政策なんですよね。


で、ポイント還元のシステムは誰が受注したの?
これ、最高の仕事だよね。
増税してポイント還元するにはシステム構築しなきゃいけないけど、期間限定だからメンテナンスコストも期間限定。
受注起業はウハウハですね。


政府が金を使わない限りは、日本の景気回復なんて無理。


日本が今後どうなるか心配です。