サバという魚は牛肉や豚肉、鶏肉のようにブランドになっているものがいくつもある。
それは、日本全国どこでも水揚げがあり、よく食べられているからこそだと思う。
良く聞くのは関サバ。
大分県ですね。
潮の流れが厳しいので身が締まっていることと、海底から真水が湧き出る特殊な環境下でプランクトンの密度が高いことが美味しさの決め手。
あとは金華サバ。
世界三大漁場のノルウェー沖合、その大西洋の反対側にはカナダ沖合、あとは三陸海岸。
どこも寒流と暖流が混ざり合う潮目でプランクトンが豊富。
川から流れ込む栄養豊富な水も理由の一つ。
その三陸海岸で採れた金華サバの一夜干し。
身が厚くて食べ応えがありましたね。
値段も一尾350円とお安い。
これで四人分はあるので。
ただ、それだけでは少しだけ寂しいので竹輪の磯辺揚げも作りました。
あおさの良い香り。
白だしに生姜の擦り下ろしを加えて、つけつゆにしました。
金華サバより美味しいぐらいでしたね。