ネパール広域研修

※注意 無事に帰ってきてます。現在3月9日。


この日からネパールへ広域研修に行ってきました。同期の女性隊員二人とランカ人四人で、合計七人のランカチーム。正直、面倒だなって言うのが行く前の感想。海外が初めてのランカ人四人を引き連れて、しかもそのうちの一人は英語が全くできない。面倒くさそうでしょ?


スリランカの空港で集合した俺たちは、すでにみんなお疲れモード。同期二人は当日任地からコロンボに上がってきていたし、俺はと言えば前日に上がってきたものの、当日のサッカー練習でヘトヘト。元気なのはランカ人メンバー。彼らのテンションは上がりまくりの天井知らず。
例1 子供にDVDプレイヤーを買いたいから、免税店に行きたい。→帰りに買おうね。
例2 デジカメのメモリーがウィルスで壊れたから新しいのが欲しい。→容量の決定を俺に任せたのに、「絶対に容量不足にならないよね?」→ごめん責任は取れない。
例3 飛行機の中ではお酒がタダで飲めるって本当か?→飲めるけど、お前の隣には職場の上司(女性)が座るんだよ。*1


今回はシンガポール経由のフライト。シンガポールでの待ち時間にお茶を飲みたいと言うランカ人。カフェでの注文も俺たちに任せっきり。いろいろ新しいことにトライしてみようと言う気概の足りないランカ人の特性が良く出ている。彼らへのチョイスは勿論ミルクティー。結果、吐きそうだと言っていた。何故か・・・。スリランカのミルクティーは粉ミルクを使うのが主流。大量の粉ミルクでリッチに作るのが王道なのだが、ここシンガポールではフレッシュミルク。彼らにはそれがとても薄く感じたらしく、生臭いと言っていた。今回は研修と言うことでJICAから日当が出ました。ネパールの物価に合わせて日額4ドル。彼らが残したミルクティーのお値段、3ドル50セント。ランカなら10セントぐらいで飲めるのに、勿体無い。でも、外国人とランカ人の金銭状況、味覚などの違いを肌で感じるには丁度良いショック療法だったかな?

*1:ランカでは、あんまり女性の前でお酒飲まない。外国人の俺は別。