来訪者

コロンボ逃亡の疲れを引きずっていたので、今日はのんびり。


奥さんは買い物。
俺はダラダラ。


そんな最高のひとときを来訪者が邪魔をする。
いつだってスリランカはこうだ。
お義母さんの話し声が聞こえる。
いつもより、いちおくたーぶは高い声。


警察の方でした。


最近はあんまり変なことはしてないはずだが・・・。
色々な可能性を考えたが、逃げる必要のあるような事はしてないはず。
ここは堂々とした態度で接するのが一番。
まぁ、そんな事を考えた時点で卑屈であることは認める。
でもなんとなく解るでしょ、この気持。


私服の警察官は、イミグレからの連絡で現状確認に来た、と言った。
どうやらレジデンスビザの発給に関連しているようだ。
今朝イミグレから電話があって、その日のうちに来たというが、
どうなんでしょう?
パスポートや婚姻証明のコピーを要求されたが、手元に揃っていない。
事前に連絡くれれば用意しとくのに、いつも二度手間だよ。
それに、その要求された書類、全部イミグレに提出済みなんですけど。


まぁ、そのあとコピーしに出て、二人の警官に渡して終了。
夕方に帰宅した奥さんに、
「その警官のIDは確認したの?」
と言われて、見つめ合う俺とお義母さん。


「二人共、子供じゃないんだから・・・偽物の警官だったらどうするの?」


いやぁ、ごもっとも。
弁解の余地なしです。