SINGERミシン

我が家にある年代物のミシン。
サビが浮いてて、ちょっとこのまま使うには難あり。
お義母さんに頼まれたので、ちょっとお手入れ。



全体的にくたびれ感が滲みでております。


天板を下ろして、まずは脚部のメンテ。
と言っても、ブラシで埃を落として、油で磨くだけ。
ココナッツオイルの匂いは嫌だったので、
スリランカでは高級品のオリーブオイル様を使用。
モッタイナイが、致し方ない。


天板の木材部分にも大量のオリーブオイル殿下を塗布。


サビの浮いている部分にも少量のオリーブオイル大僧正様を用いて
サンドペーパーで磨く。



二時間ほど掛けて磨いた結果、キレイになって、
さらになんだか風格が出てきた。
特に木材部分は、オイルの栄養を存分に吸収して、
格別の仕上がり。
オリーブオイル陛下にも納得頂けるであろう。


で、このミシン。
元々は、お義母さんのお母さんが使っていたものらしい。
そのお母さんも新品で購入したわけでは無いようで、結構な年代物の予感。
シリアルナンバーが刻印されていたので、調べてみたところ、
1929年にスコットランドのクライドバンク工場で制作されたものだと判明。
うーん、83年前か・・・。
昭和で言うと、、、4年。


どうなんでしょう?


骨董的な価値が有るほどには古くないね。
その年には100万台近く生産されているようだし・・・希少価値も無し?


まぁでも、メンテしたお陰で愛着が出てきました。
お義母さんの後は、俺が受け継ぎますのでよろしくお願いします。



あ、ベルト買わなきゃな。
そうすれば、十分使えます。


ミシン本体を外して、ガラス板でも置けば、
ナイスなコーヒーテーブルにも使えますな。