スリランカでメジャーな動物といえばゾウ。
ですが、一番身近な動物はと言えば、リスです。
どこでも見られます。
前の家でも四六時中カサカサと音を立てていたし、
天井裏では毎夜大運動会が開催され、
時としてベッドの上に子リスが降ってくる。
今の家でもそれは変わりなく、
毎日のように天井の梁を駆けずり回っている。
今朝、朝の定番ミルクティーを庭で飲んでいると、
我が家のお犬様が急に吠え出した。
その方向を見てみると、巨大なリスが。
こいつです。
これは馴染みのあるリスではなく、結構珍しいタイプ。
これが家中を駆けずり回っているわけではありません。
猫ぐらいの大きさがあるので、こんなのが大量にいたら怖いです。
これは、Grizzled Giant Squirrel。
スリランカとインド南部に生息する準絶滅危惧種です。
インドでは生息環境の減少でかなり危機的な状況らしいですが、
スリランカでは生息数を増やしているとか。
自然保護の観点からは喜ばしいことなのかもしれません。
しかし、動植物保護を語るときに必ず問題となる獣害の問題。
こいつにもあります。
体格が大きい分、その食事量も多く、
樹上にある果物を食い荒らしていきます。
うちでもグァバが狙われます。
外皮を器用に剥いて中身だけ食べる。
飼ってみたいな・・・。
