火種は常にくすぶっている

不覚にも、楽しみにしてくれている人が居るようなので、
新しく嫁姑問題のカテゴリーを設けた。
こういった内容に興味有る方は、カテゴリーリストから
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今月の26日は、義理の父の5周忌。
そして明日は、ワタクシの誕生日。
そして本日は満月(ポヤ)。


こうして色々と重なっているのですが、
すべて一緒にしてダーネをすることに。
まぁ、お坊さんに寄進してお祈りをして貰うのです。


俺と奥さんで先週のうちにお供えの品を購入しておいた。
お茶っ葉、歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸など。
ダーネの定番商品です。


で、今日。
お盆に乗せた品を、お坊さんに差し出す。
その時に、誰のためにお祈りをしてもらうか、紙に書いて渡すのだが、
この紙に火種が隠されていました。


お義母さんが書いたのですが、
1 夫の名前(俺にとっては義理の父、5周忌)
2 俺の誕生日
3 お義母さんの父(存命だが、ほぼ寝たきり状態)
4 お義母さんの母(去年の暮れに他界)
以上。


これにうちの奥さんがお怒りの様子。


「日本のお父さんとお母さんの事は?」


ようは、俺のお金で買ったダーネの品なのだから、
お義母さんの両親に対してお祈りしてもらうのは、間違っていると。
それを認めたとしても、日本の両親を先に入れた上で、
後から付け加えるのが筋だと。


まぁ、理屈はすごく納得できるものです。


そのダーネの場にはお義母さんの親戚筋も何人か出席していたわけだし、
そっちはそっちでお金を集めれば良いのだと。


さらに言えば、お義母さんの母が亡くなった時の葬式代も、
俺が奥さんに渡してあったお金から出しているわけで・・・。
田舎に住んでる普通のお婆ちゃんにしては盛大すぎる葬式だったとか。
下働きのランカ人の年収に値する額です。
まぁ、日本円では微々たるものですが。
それを俺からではなく、お義母さんからと偽って
出していたりもしているようで・・・。


そういった諸々の事情、
俺の知っている話、知らない話が絡まり合って、
再び火種がくすぶりだした。


「焼け木杭に火が付く」っていうことわざ。
こうゆう時には使えないんですかね?