連休二日目

前の職場に来ています。


連休の真ん中で、気分的には「どこか行きたいなぁ」という感じだったのですが、前から頼まれていたので仕方有りません。


今回のプロジェクトの性質上、仕方無くなのか分かりませんが、日本からもしくは他国からのサポート人員が細切れで入ってきていたため、業務に一貫性がない。
で、半年以上在籍していた私は、長く居た部類。
そうなると、情報やら書類やらの所在、または経緯、修正方法などを理解している人間が他におらず、何か問題があった時に呼び出されるという形でサポートすることになる。
今日も、その調子。


数字の確認も最終段階に入っており、いくつかの項目を抜き出してチェックしたところ、数字の根拠が何なのか解らない、とかなんとか。
で、チェックしてみるのですが私にもサッパリ分かりません。


酷いもんです。


例えばエクセルで資料を作るとしますよね。
単価が100。
数量が5。
合計が500です。


________
A1  B1  C1 
100  5  500

という形です。


C1には=A1*B1と式を入れてあげれば良いですよね。
こんなこと、エクセルを使ったことがある人は100人中100人が分かっていること。


なのに、今回のエクセルファイルには500という数字が手入力されていた。


こんな簡単な表なら計算経過なんて見ればわかるけれど、別のシートで計算した数字とかが組み込まれていたりして、もう意味不明。
別シートから数字を引っ張ってくるなら参照してリンクしてくれないと困ります。
エクセル使っている意味が無い。
つまり、エクセルを単なる出力フォームとして使っているのです。
エクセルは入力して計算して出力できるから便利なのであって、計算機で別に計算したものを手で入力するなら、エクセル使う理由がない。


しかも、あるセルでは四捨五入してあるのに、隣では切り捨てしてる。


お手上げ。
バンザイです。


それでも「私が作ったのでは無いので、知りません」とも言えず、あちこち引っ掻き回して根拠を調べ上げ、なんとか形にした。
正直、幾つかのミスからは目をそらしたままです。
理由は「大勢に影響なし」というもの。


まぁ出てくる数字は誤差の範囲ですし、その割には変更項目が膨大なので修正する理由がないのです。
さらに言えば、こうして出した数字が何に使われるかというと、「参考」。



自分で言うのも何ですが、私が居なかったらどうなっていたのか心配です。
当初の契約通り9月末で終えていたら、多分、あと数ヶ月は作業してたでしょうね。
そう考えると、今回の報酬は少なすぎたと反省しています。