ウィールのライセンス

ブルーハーツの場合、「殺しのライセンス」は道で拾えることになっている。


スリランカの場合、殺しのライセンスは発行していない。
ウィールのライセンスは試験にパスしないと取得できない。
当たり前。


現状、スリランカ全体で120万台のウィールが存在するらしい。
人口の20分の一。
そのうちの何台が自家用なのか、タクシーなのか。


今日。
タクシー用途でウィールを使用する場合、新たに年齢制限を設けると発表された。
その、年齢ですが。
驚きの35歳。


すでに免許を持っている場合は、取り消しになるわけではない。
しかし、今後ウィールの免許を新たに取得する35歳以下の人は、旅客用の免許の交付は受けられない。
つまり、いままで存在しなかった「二種免許」のようなものが、枠組みとして新たに作られるわけだ。


35歳以上で旅客サービスをする意思がある場合は、二週間ほどの研修を受け、前科が無いかの確認もするようだ。


これ。
若年層が無自覚に単純労働型のサービスに従事するのを抑えるのが、真の目的かもと思う。
若くしてウィールの運転手になってしまうと、そのあとの転職が本当に困難になる。


いい事だと思います。