ウィールの旅客用免許の年齢制限措置。
これ、まだ実施されては居ません。
旅客業務に従事するウィールの自営業者の組合が発表したところによると、35歳以下で業務に従事している人数は、70万人とのこと。
全人口の3%ほどでしょうか?
スリランカの労働可能人口は、総人口の半分として1000万人ほど。
実際に就労している人口は850万人ぐらい?
これで計算すると、就業者の8%がウィールで旅客送迎業務に従事していることになる。
35歳以下限定でね。
*1かなりの割合ですな。
これだけの人数がウィールの運転手という、熟練技術の不要な職業を若いうちに選択するというのは、確かに国家的損失。
ただ、知識レベルや技術レベルが相対的に低めな若い人に与える仕事があるのか?
それがウィールの運転手よりも将来的に有利な収入を手にする可能性を示すことが出来るのか?
でないと、闇タクシーとか白タクが横行する結果を招く。
今どき、アプリで決済してしまえば、現金でのお金のやり取りは失くせる。
そうすれば摘発される確立は激減。
警察に捕まっても「友人を送っていくだけ」と言える。
これ、すでに日本の空港タクシーで発生している状況です。
中国人旅行者を送り迎えする中国人白タク。
法律や規制が、技術の進歩に追いついてませんね。