一回目のワクチン接種

10時からの接種予約に間に合うように家を出る。
隣の地区の小学校です。


バスで5分ほどの距離ですが、バスが混んでると嫌なのでスリーウィールで行こうと思っていた。
ですが、ウィールの若者達も接種に行ってしまったのか、たまり場に一台も居ない。
仕方なくバス待ちをしていると、知り合いの鉄工職人がウィールで通りすがる。
ワタシの顔を見て「ワクチン接種したか?今から行くなら同じ方向だし乗ってく?」と。
このお兄さんは別の会場で既に接種してたらしいのですが、仕事で同じ方向に行くとのことで、乗せてもらった。


助かります。


会場の小学校に着き、妻に電話。
妻は、地域在住の公務員ということで手伝いに駆り出されているのです。
その妻の権限で、並んでいる人をすっ飛ばして速やかに書類チェックを済ませ、すぐに接種。
「いや、普通に並ぶから」と言ったのですが、人員整理の応援に来ていたアーミーも、健康チェックのドクターも、みんなして手招きしつつ「こっちに来い」と言うので、諦めました。


実にスリランカです。


結果として抜かれた人も気にしない。
というか、あそこで固辞してたら恐らく「職員が来いと言ってるのに、この人はなんで行かないの?」となる。
自分自身も問題なく受けられるサービスを、誰かが先に受けたとしても気にしないって事でしょうね。
早いもの勝ちっていう状況なら違うかも。


打った後ですが、15分ほど椅子に座らされて急激な体調不良が無いか観察したあとに開放。


本来なら、
1.予約票の記入漏れ確認
2.それをダブルチェック
3.医療申告票の記入漏れ確認
4.ドクターが承認のサイン
5.サインの確認
6.接種証明書の記入
7.記入漏れの確認
8.モデルナというシール貼り付け
9.最終確認
10.接種


以上の流れ。


4.だけはドクターのサインがいるのですが、そのドクターも我が家の目の前の病院に配属されている顔見知り。
それ以外は妻と同じ公務員が担当してて、妻が書類を出すとすぐに通してくれる。
バッチを付けてるので同じ職員との認識があるんでしょうね。


すいすいと通ってしまったせいなのか、元から記載事項の変更は出来ない仕組みなのか不明ですが、証明書の年齢は間違ったままでした。
まぁ良いでしょう。
一歳だけの間違いですし、単純なミスだと判るので。


帰りはバスでと思っていたのですが、バス停には人ヒトひと。


歩いて帰りました。


距離的には2.5キロほど。
結局、バスが一台も来ないうちに半分ほど来てしまったところで、またもや知り合いのウィールが通り掛かり乗っけてもらう事に。
そのまま歩いても良かったのですが、いつも使っている地元のウィールの若者だし、お言葉に甘える。


ワタシや妻の日頃の行ないが悪くないってこともあるでしょうけど、なんか嬉しいですね。


針が刺された感覚も無いほど注射の痛み自体は無かったのですが、経過観察のときは少し目眩のような感じは在ったかな。


モデルナを接種出来たことには感謝です。