ワカモノの特権

髪の毛を切りに行った。


時間は11時丁度。


12時には計画停電が開始されるので、それを見越した時間設定。


サルーンに行くと、ワカモノが一人だけ。
ほぼほぼ散髪も終わって「最終調整」といった雰囲気。
「これなら、あと少しで終わりそうだし、良いタイミングで来たな」
と思ってからが長かった。


そのワカモノは
「もう少し、ここは短くして欲しい」
「ここにバリカンでラインを入れて欲しい」
「眉毛にもラインが入ってた方が良くない?」
「もみ上げをもっと細く」
と、150ルピーの店に対する要求とは思えない細かい注文を連発。


スリランカサルーンは数をこなしてナンボ。
一人150ルピーは、最近値上げされた値段だけど、それでも安い。
この値段で一時間も一時間半も一人に対して時間を掛けていては商売あがったり。


「二日もしたら一緒だよ」と言い掛けたが、無用のイザコザは避けるが吉。


停電前、残り10分で自分の番になったからOK。