スリランカ減税措置

さっそく新大統領が取り込みを仕掛けたと見るか。
それともまともな政策を打ってきたと見るか。


取り敢えず、消費税に相当するVATを現状の15%から8%に下げた。
これは12月から。
そのほかNBT、Withholding Taxなどは取り下げ。
個人の所得税基礎控除額が大幅に引き上げられた。
これは来年1月から。


いいですね。
消費税なんて、消費することに対する罰金でしかないのだから、引き下げるのはいい事。


ただ一点気になったのが、これを発布した財務省の大臣が誰かってとこ。
なんと、元大統領でもあり現大統領の兄でもあるマヒンダ-ラージャパクシャ。


以前もありました。
マヒンダが大統領だったころ。
弟が軍のトップで別の親族が財務省のトップ。
そんな感じでいろんな大臣を兼任させて、スリランカの国家予算割り当ての八割を一族が牛耳っていました。


それが繰り返されるのは、さすがにマズイよね。