690万人からの支持

ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領及びマヒンダ・ラージャパクサ首相は辞職すること無く、それ以外の大臣は総辞職。


普通ならここで総辞職して、自らの息のかかった人間を後釜に据えることで自分の影響力を維持するのでしょう。
与党なんですから、そして国民の要求はラージャパクサ一族の排除ですから。
ただし、ゴタバヤはこれは受け入れる事は出来ない。
なぜなら与党からの離反者が多数出ているから。
辞職して権力を失えば、すぐさま一国会議員としての地位に落とされ、責任追及が始まるのは火を見るより明らか。


いずれは辞職、そして場合によっては総選挙ですかね。
ただし一族郎党が充分な資産を持って高跳びし終わった後でね。
今日も元国会議員で大統領らの従兄弟の娘がドバイにむけて出国。
彼女はパンドラ文書に名前が載っており、権力の濫用で資産を増やした事が疑われていた人物。
この追求だって中途半端に処理されて、有耶無耶になったまま。
疑惑が本当なら、不要なサービスに税金が投入された結果として国民は本来よりも高い料金を水道サービスに対して払わされている可能性がある。


国会もマスコミも忘れっぽい。
それを選挙時に問題として扱わないのが駄目だ。
そんな人を国会に送る国民が、結局は駄
目。


大統領選挙では690万票を得た事を辞職しないことの根拠として語っているゴタバヤ陣営ですが、その国民からNoを突き付けられているのは無視ですか?
(選挙権保持者は1620万人ほど)


まぁいずれにせよ、こういった交代劇は正しい手順を踏まないと後々問題になるので、法に則って進めて欲しい。
まずは大統領に対する不信任決議か?
与党議員もそろそろ風を読まないと、次の選挙が厳しいと思いますよ。