大きな流れ

スリランカ国内のいたる所で大小様々なデモが発生中。
大臣の私邸は民衆に囲まれ、火を放たれた場所もあるとか。
出来れば平和的に解決してほしい。


大臣の殆どは辞任し、ラージャパクサ一族の家族や政府に繋がる一部の政商は外国に逃げた。


国会議員となっていた仏教指導者は彼らの貴族のような生活を非難され、それでも大統領と首相はその地位に固執している。


単純に疑問なのは、彼らラージャパクサ兄弟はここから巻き返せると思っているのでしょうか?
スリランカ国民は、ここまで馬鹿にされていた事に遅まきながら気付いて欲しい。


一部暴力的なデモには、警察によって催涙弾が使用されているというニュースも出ています。
我々外国人としては、自分の身を守ることが
最善の策。
というかそれしかできない。
デモには近づかない。
不用意に参加して巻き込まれでもしたら、多くの人に迷惑がかかりますからね。


仕事の斡旋をしてくれるからと地元政治家に裏金を渡し、ランチパケットやバイクなんかの解りやすい買収工作(資金源は税金)に引っ掛かった自分たちを反省する時期です。


政治家は国民の鏡。
彼らを選んだのは自分たちですから。
自分を律することのできない人が選んだ政治家が、清貧で高潔な人物であるはずがない。


ここで変われなきゃ、100年経ってもこのままでしょう。


恐らくは、厳しいと思いますが。