ここ最近、道路沿いの擁壁に絵を描いている光景を良く目にする。
政権が交代して、何か予算でも付いたのかなと思っていた。
バラマキの一貫とかね。
でもどうもそうでは無いようです。
スタートしたのはゴール。
いや、スタート:ゴールのゴールでは無く、スリランカ南部の街ね。
ややこしい。
で、ゴールのまちのどこか。
剥がしても剥がしてもすぐに貼られる選挙や宣伝のポスター。
これに対して「モノワハリ カランナ オーネ(どげんかせんといかん)」と立ち上がった地元有志。
ペンキを買いに走り、皆で絵を描いた。
すると、その上からポスターを貼る輩は流石に居なかったらしく、問題が解決。
これがニュースで取り上げられ、大統領も「素晴らしい取り組み」とコメントするまでになった。
それに触発されたスリランカ国民は、同じようにペンキを買いに走り、絵を描いた。
どうも、こんな流れみたい。
予算も使わず、街の経済が活性化して、美観も向上。
素晴らしい。
という訳で、我が家の近所でも絵を描くとの事で、壁の穴埋め用のセメントが必要と聞いた妻は、買いに走ってドネーションしてきたようです。
あとジュースの差し入れ。
絵ゴコロゼロの私は、作業のお手伝いは出来ませんのでサポートに徹します。