衆議院選挙

自民党過半数を大幅に越えて、安定多数を確保した。
議席を若干減らしたとは言え、充分に「勝ち」と考えて良い。
ワタシもいくつかの点で不十分だとは思うけれど今回の自民党から出された基本的な方向性は支持しても問題ないと思う。


あとは実効性。
一応は議席を減らしたのですから、逆に増やした政党との政策の違いを洗い出ししてみるのも大事でしょう。
ポピュリズムと非難されても良いと思う。
仮想敵国や敵対勢力を作り、民衆を煽動するようなやり方で無ければね。


で、スリランカです。
UNPの議長が
「地方議会選挙の実施は優先事項ではない」と発言。
政治家が選挙を否定する異常さに、スリランカの民主主義の未熟さを感じて震えている。
彼の言い分は
「民衆を投票所に送る前に、充分な食事を与えるのが先決だ」というもの。
それをするのが政治家の仕事であり、出来ていない現状があるから選挙で信任を問うのでしょ?
さすが定員225のうち1議席しか持ってない政党ですわ。
かつては有力政党で与党を担っていたこともあるのにね。
ただ、未だに地方議会では大きな力を持っている。
州議会でも県議会でも4分の1ぐらいの議席は持っている。
名目上はね。
以前にも書いたとおり、任期満了から7年とか9年とか地方選挙はやっていませんので。


少なくとも国名に共和国と謳っている共和制国家であれば、国政を与る人間が選挙を否定するような事はあってはならないと思います。