ですよねー

下がりきったと思ったところから、もう一段階下がるのが相場。
昨日で下がりきったとも思ってはいませんでしたが、1ドル249ルピーからまたまた下がって256ルピー。


多くのアナリストは「スリランカ中央銀行は15%の切り下げを容認したが最大で25%ほどの下落もあり得る」と言ってたのですが、すでに26%を超えています。


切り下げを容認した背景には実効レートとの乖離が進みすぎてルピー価格を維持するための外貨がないのが最大の理由。
そして、為替に自由度を付与する行為はIMFの好むところ。
つまり、IMFを受け入れる準備として、彼らに対する印象を良くしておこうという行為です。
いよいよIMFか。
となると小さい政府で公務員リストラ、採用縮小、増税がまずは頭に浮かぶ。
財政健全化への道筋ってやつです。
時代として小さい政府は流行らないけれど、スリランカは公務員が多すぎるのは確かなんで。
民間の産業が無さすぎるのが問題なんです。
外国から投資を受けられる環境整備、法執行の正常化と透明化、賄賂社会の改善、申請手順の簡素化などが、まずは必要かな。
ルールを作ってもオペレーションが伴って無いですから。


別の話ですが、今日からスリランカで航空券を発券した場合の価格も販売基本価格が27%上昇します。


そして薬。
29%の値上げが承認されました。


もう、いろいろとお手上げ。