最小限の職員のみ出勤せよ

スリランカ政府は水曜日に「公共サービスを維持するのに不可欠な人員を出勤させる取り決めを準備せよ」と各職場の職長に指示を出した。


これは出勤に係る公共交通機関が燃料不足で充分に機能していないこと、職場でのガスや電気、水道サービスが必要な分だけ確保できていないことから出された指示。
これを受けて妻の職場では週休四日になるとか。
休んだ日の給与はどういった扱いになるのかは、まだ不明。


他にも新首相は「公務員給与を増額する」と言っていたのですが、これは生活コスト増大に伴う対応だとか。
上の指示と矛盾する気はしますが、最初のは物理的なリソースの不足から出されたものであり、後者とは厳密には意味合いが異なり矛盾してはいない。


後者に関わるものとしては大統領が談話として発表した「公務員の海外出稼ぎ制度の準備」がある。


日本やルーマニアポーランドなどの国名を出しつつ「海外での労働者の需要は大きい」と。
なので、海外での出稼ぎに興味のある公務員に対してスリランカ国外で受け取る給与の一定額をスリランカに送金する事を条件に、年金や昇進の不利益を取っ払い、在籍したままで出稼ぎが可能となる制度を作ると発表した。


妻と日本に出稼ぎする未来が来るかもしれませ
ん。