これで何日目なのか?
旧国会議事堂前でのデモは依然として続けられている。
この写真でも確認できますが、デモンストレーションサイトとして指定されていますので、いつも何かしらのデモをやってます。
この場所でのデモが一つの象徴となっているのが、ここでのデモを継続している理由なのでしょう。
でなければ、正直言ってあまり効果は無い。
今日はスリランカ中で1000以上の労働組合がストライキを実行。
大きなところでは医療従事者による全国労働者組合、個人商店の全国組織、教員、公務員、上級公務員などなど。
日本は公務員のストライキが禁止されてますが、スリランカは合法。
妻の職場もストライキ。
有給を使うことになるので、こんな意味のないストライキに賛同していない妻は立腹。
ある意味で「スト破り」をして出勤しようとしてたのですが、職場のエグゼクティブから警備員まで全員が休むと言うことで、職場に入れない。
妻と同じような事を考えていた数人は、結局諦めて仕事を休んだ。
大きな目的のために個人の小さな権利を侵害するという、労働争議で良くある問題に妻も直面したようです。
本来のストライキの意義は、社会的弱者(雇用主との対比)である労働者が雇用主との間にある問題を解決する手段なのですが、公共サービス部門などでは「利用者」という労働者よりもさらに弱者的立場にある人々の利便性を損なう側面があり、それは「老人と子供のポルカ」でも表現されている。
曰く
「やめてケレ やめてケレ やめてケーレ
ゲバゲバ(もしくはジコジコ、ストスト)」
ゲバゲバは学生運動
ジコジコは交通事故
ストストはストライキ
当時の社会問題であった学生運動、交通戦争とも言われた交通事故の多発、労働争議。
これらの被害者は老人と子供だというのが、この歌の骨子だ。
ただの変な歌では無いんです。
日本でもこうゆう歌が唄われる時代があったのです。
それもほんの50年と少し前。
50年後にスリランカが今の日本のようにはならないとは言えません、、、よね?