先週のフットサルで限界ギリギリまで頑張った反動ですかね。
昨日あたりから左の太ももに違和感。
それを庇って歩くからか右足も変に。
明日の夜に今週のフットサルがあるんだけど、ちょっと不安ですね。
それは置いといて、妻がやっとパスポートを作る事が出来たと。
今は通常のサービスをパスポートセンターがやっておらず、別料金を払うワンデイサービスを利用しなければならないとか。
そして、その予約も個人の携帯からでは出来ず、特定のブローカーを通す。
以前は写真を持ち込めば良かったのに、事前のアップロードが必要になり、これも写真スタジオから。
すべての段階で不要なマージンを払うシステムの完成形ですね。
実際、妻は予約時にブローカーに払い(本来は不要)、アップロードに払い、必要のないワンデイサービスに払いで、総額で以前の5倍とかの支払い。
行政サービスは手続きが煩雑でステップが多いほど賄賂のチャンスが増える。
IMFは縁故採用で働いている公務員の削減を政府に申し入れるべき。
余りにも多い公務員のせいで給料が上がらず、給料が足りないので(足りてても)不正に蓄財しようとする。
まともな仕事が無いから大卒者が海外に流出する。
それを食い止める為に公務員への大卒者無試験採用。
それよりも多い人材が同じく無試験(賄賂は必要)で公務員に。
しかも大卒よりポジションは低く(仕事できないしね)給料は高い。
増えすぎた公務員に払うだけの予算は無いので給料は上がらず、結局は仕事を辞めて海外に。
残るのは本来不要な縁故採用の人材ばかり。
考えると、今の公務員はその多くが無試験で採用されているのですね。
大卒者は少なくとも大卒資格で能力が担保できるけど縁故採用はどう考えてもクビでしょ。
これで採用試験を取り入れるべきだってなると、話は単純ではない。
スリランカのような小さい国では試験問題の作成者、選定者、面接者などの情報はすぐに漏れる。
すると今度はそこにアプローチする輩が出てきて、誘惑に負ける担当者も生まれる。
そこに利権の匂いを嗅ぎ取ると、作成者への任命にも賄賂。
中国ではウソかホントか軍の左官や将官になるのに億単位のワイロが要るとか。
億を払っても回収できる集金システムや裏ビジネスがあるって事です。
中国は進出(傀儡化)する時に国のシステムを中国化する方法を権力者に伝授するんでしょうね。
権力を維持し不正蓄財を増やすために、議員連中を囲い込み脇を固めて立法を、法律改正で司法の独立性を歪め、縁故採用で行政も抑え込む。
マスコミのトップにも知人を送り込み、警察や軍といった部分の公権力は自分の育ったフィールド。
最後の部分が一番の難関ですが、ラージャパクサ一族は軍の出身ですからね。
中国としても一番扱いやすい人材だったのでしょう。
2006年までは大統領の給与は25000ルピー(当時なら2万5千円ぐらい)だった。
当時の感覚からすれば公務員や一般のサラリーマンの倍ぐらい。
日本の首相で4000万の年収ですから、かなり低い。
つまり賄賂の生まれる土壌があるって事です。
それが月に10万ルピーに増額された。
それでもルピー安を考慮すると6万円とか7万円レベル。
ラージャパクサが国会に躍り出た頃は小さな家に住んでたはずなのに、いつの間にか豪邸を構え、息子はランボルギーニやフェラーリを乗り回す。
月に数万円の給料では絶対に賄えないのは確か。
これを追求されないのは何故か。
バシルは「Mr.10%」というあだ名で知られていたとか。
公共事業や入札をした場合、工事費の10%分を賄賂として要求するという意味。
それはつまり見積もりに10%上乗せして入札をすることになるので、結局は税金からの支払総額が増えることになる。
ワタシの知っている土木会社の本社にはナマルの会社が同じ住所に登記されている。
そして案の定、この会社はラージャパクサ時代に飛躍したよね。
こうゆう所も上手い。
業界トップ集団の会社に影響力を行使しつつ、後塵を拝する中堅企業に入り込み甘い汁を吸う。
何にせよ欧米型の管理社会に移行する良い機会ですから、是非ともIMFには大鉈を振るって欲しい。
欧米のやり方が最高とも思わないけれど、今の経済システムを欧米が主導している以上はある程度仕方ないですね。