大掃除の口実には良い

シンハラ正月ですね。

日本と同じようにスリランカも正月前に大掃除をする。

 

年末にやりましたし、別に必要は無いのですが、何故か始まってしまいました。

 

ダイニングテーブルが古びているので、床用のコーティング剤を「別に平気でしょ」と塗りたくったのが1年半ほど前。

そのコーティングが部分的に剥がれて非常に見た目が悪くなって来ていた。

なので本来のコーティングまで戻すべきではと思い、激落ちくんを使って徹底的に磨いた。

それなりの時間が掛かったのですが、その間に妻が別の掃除を始める。

瞬間湯沸かし器の排気口上部の傘。

長年の油汚れでベトベト。

ワタシがテーブル磨きを終えた時にはまだまだ格闘中。

そうなると、ワタシも手持ち無沙汰なので勝手口の掃除を始める。

その流れで窓の掃除も。

二人の掃除がほぼ同じタイミングで終わったところでお昼ご飯。

そのときに妻がスチールラックの上の棚を撤去したらどうかと言って来た。

確かに何も置いて無いスペースだし、その奥の出窓を塞ぐ形になっていて圧迫感が強い。

不用だとは思いつつも手を出していなかった。

この流れで思い切って撤去するのも良いかもしれない。

そうなると棚の上部撤去。

支柱の組み換えが発生するので中断に載っている家電を一時的に移動。

組み換え、掃除、家電を戻す。

出窓に容易にアクセス出来るようになったので、ついでに出窓の掃除。

窓も中からと外からと掃除。

出窓に目が行くようになったので、少し物の置き場を変更。

 

その他、我が家の疑問点だったゴミの出し方も改善。

生ゴミを三角コーナーに集め、それをビニール袋に入れて口を縛り、勝手口の土間に置いてある蓋付きのゴミ箱に入れる。

そこにはスーパーで貰うような袋が設置されていて、それが数日で一杯になるので、そうなったら口を縛り玄関から裏庭に回って市指定のゴミ袋を設置した45リットルのポリバケツに移動。

それが満杯になったらゴミ出し。

 

どう考えても無駄な手順がある。

 

勝手口が在るのになんで使わないのか。

これは簡単で、壊れてて開かなかったから。

その結果、三角コーナーのゴミを一時的に土間で集積させて外に持って行くようになった。

勝手口から出入りしなくなったので、その土間も物の置き場になってしまった。

 

夏にワタシが勝手口のドアを修理したにも関わらず、このゴミ出し手順が変わら無かったのは、今までの習慣で何も考えずに居たって事と、物置き場と化した勝手口からは物理的に出入りがしづらかったと言う事。

 

なので勝手口の土間に置いてあった腰までの高さの棚を膝位までのものに変更。

サイズも一回り小さい。

これで通り抜けが可能になった。

勝手口から出入り出来るならゴミを一時的に集積する必要は無く、三角コーナーから外のポリバケツに直接移動させる事が可能になる。

生ゴミが、袋で縛ってあって蓋も在るとは言え屋内に何日も置かれるという状況は改善された。

 

物の置き場をかなり減らしたので、それに合わせて断捨離もして、終わって見れば減らしたスペースにまだ物が置ける余裕が在る

減らしたスペース以上に物を処分出来たって事ですね。

 

実はまだストックの為にスペースが死んでいる。

捨てるほどあるゴミ袋。

捨てるほどある冷凍保存袋。

 

帰国してから使い続けているのに一向に減りません。

どんだけ有るんですかね。

 

こんな感じで、ワタシのお袋さんは物の管理が下手なんです。

あと、問題が起きると小手先で解決しようとする。

臨機応変と言えば聞こえは良いのですが、例えば勝手口のドアが開かなくなったので使わないでも大丈夫なようにゴミの仮置き場を作るとか、ね。

根本的な解決方法はドアの修理なんですけどね。

ゴミ袋もストックしておく場所が在るのに、使う場所にも置いてあったほうが便利だと考えて両方に置き始める。

両方に充分なストックが無いと不安なので、常に買い足す。

買い足しが頻繁になってストックが溢れても、それを使うのでは無く、別に置き場を作る。

ここまで行くと病気ですね。

今は買い物をワタシがするようになっているので、これ以上の上振れは起きませんが、それでも「〇〇が無いので、次の買い物の時に買って来て」と頼まれる。

在庫を見ると在るのに。

ローリングストックという考えが無いのですかね。

例えば、今使っているシャンプー。

流し台の下にストックが在ります。

今使っているのが無くなったら、それを使うのが普通だと思う。

その空いたスペースに次のストック補充する。

ですが、お袋さんは今のシャンプーが無くなりそうだからとシャンプーを買う。

そうすると、一時的に今のシャンプーと第一ストックと購入したものと、3つのシャンプーが在る事に。

で、仮にスペースが無く流し台の下に置けなかったとする。

仕方ないので買って来たシャンプーを別の場所に置く。

そしていよいよシャンプーが無くなる時には、買った事を忘れて、また買うのよ。

こうしてストックは増え続ける。

ストックが増え続けると、どうなるか知ってますか?

使い切るまで購入を控えるのでは無く、置き場を確保する為に棚を購入するんですよ。

笑っちゃうでしょ。

 

置き場が増えると、何が何処に在るか解らなくなるので、またストックが増えるんですねー。

そして人の住む家ではなく物置きになっていく。

 

これがワタシがこの家に戻ってくまでの状態。

今は、勿体ないけど一度ストックを捨てて、物を置くスペースを減らし続け、ローリングストックの運用ルールを決めて、かなりマシになった。

 

それでもまだ捨てる物があるんです。

テーブルの研磨から思わぬ大仕事に発展してしまいましたが、また少し快適な生活に向けて前進した。