大統領の情報隠匿疑惑

三日ほど前に書きました。
以下引用*******
  警察は、
  「4/21のテロに関与した全ての容疑者は殺害もしくは逮捕された」と発表。


  嘘でしょ?
  全員って、どうゆう根拠で言ってるの?
  昨日もニュースであったけど、物凄い資金規模だよ。
  これだけのグループで、数十名だけ?
  実行犯ってことなのかな?
*******引用終わり


そして、本日のこと。
あっさり容疑者が逮捕されました。
しかもリーダー的な立場の人間だと。
上の発言は何だったのか?


あと、数日前から話題にのぼっていた事柄について。
元は陸軍の将軍で、ラージャパクサ元大統領と選挙でその大統領の座を争ったフォンセカ議員。
彼の元に5/13日に大規模なテロが計画されているとの情報が入っていると発表された。
政府によるオフィシャルな発表ではなく、彼のスタッフの元に入った情報を彼がリークしたということに違和感があった。
なので、書かずに居たのです。
しかし、それにはどうも理由があったみたい。
というのは、大統領にも同じ情報が伝わっていると聞いているのに、それが発表されない事に不信感を覚えて、フォンセカ議員がリークしたというのです。
本当ならば、とんでもないことだ。


数日前には大統領の息子の結婚式がタージサムドラホテルで開かれた。
この状況下で大統領の親族が結婚式を行なえば、無論、多くの政治家が参列するわけで、そこには大規模なセキュリティが準備される。
警察官や軍隊が動員されるわけだ。
となれば、市内の警備が手薄になることは疑いも無い事で、それに対して国民は不満を持つ。


5/13日に大規模なテロが計画されている状態で、結婚式なんてことになれば、さらなる批判は容易に想像できるわけで、その情報を公表しないという事の理由はその辺りにあるのではないかと邪推してしまう。
ふぅ。

カオソーイ

教育大臣は、通学する生徒の出席率がテロ事件以前のレベルに戻ったと、昨日発言し、それがニュースになっている。
対して、前教育大臣は「出席率は10%にも満たない」とまったく反対の発言をした。


どっちが正しいのか。
地域や宗教によって違いがあって、どちらも自分の主張に沿った学校をサンプリングしているのでしょう。
なので、どちらも正しい。
回復した学校もあるし、回復してない学校もある。
このニュースから判る事は、全国的な統計を取るような状況には無いってことですね。


そんな中、再開を延期していたカトリック系の学校も14日に再開すると発表された。
ただし、高いレベルでのセキュリティが確保された場合に限る、と。
それはそうでしょうね。




昨日は、タイ料理の「カオソーイ」を作った。
といっても、カオソーイというものを食べた事が無いので、適当です。
業務用のカレールーが賞味期限を大幅に過ぎたまま、冷蔵庫の奥深くにしまいこまれていたので、それを使い切りたい。
それがカオソーイ作成の発露。


作り方は、本当に適当です。
カオソーイが「ココナツ風味のカレーヌードル」という事は知っているので、その情報を元に。
ニンニクとしょうがを油で炒めて風味を出す。
そこに鶏肉。
そして水。
沸いてきたらカレールーを投入し、ココナッツミルクも注ぎ入れる。
味をまとめるのはナンプラー
少しだけチリパウダーも入れます。
別にしておいたタイヌードルを油で揚げてパリパリにしておく。


あとは盛り付ければ完成。


美味しいけど、本当のカオソーイを食べた事ないので、タイっぽいのかどうか判断付きません。
今度バンコクで食べてくるとしよう。


あと、カレールー。
使い切れませんでした。

ある意味、純朴な人

スリランカ東部のHorowpotthana(トリンコマレーの西部地域)の警察署で、テロリストの容疑者を釈放させるために担当警察官を買収しようとした容疑で、男が逮捕された。


えっと、なんですかねこれ?
こうゆう人たちの考える事は、理解できない。


マーリガーワッタ(コロンボ市内)で、公共の井戸から刀剣46本、覚せい剤10kgが発見された。


またしても、大統領は「テロリストの95%は逮捕された」と発言。
警察発表とも矛盾は解消されず。
そして、ニゴンボでのグループ間抗争に関し、
「この類のニュースを報道する事は、別の抗争を誘発しかねないので、報道各社には自粛を要請したい」と述べた。


「知る権利」とか大丈夫?


こうゆう要請をすると、SNSに市民の耳目が流れる。
正確な報道が無いから、根も葉もない噂話でSNSは活況を呈する。
ある意味仕方ない。


なのに「ソーシャルメディアで不用意な発言をしないように」との警告も大統領は出している。


バカなうわさを流すほうも流すほうだけど、大統領も同様ですね。

発言に矛盾あり

学校が再開されたんですけど、また問題が発生。
というのは、治安を心配した両親たちが送り迎えを自家用車とかスリーウィールとかでやっている。
普段もかなりの割り合いで送り迎えをする家庭があるわけですけど、いつも以上に多いんですと。
で、学校周辺が大渋滞。
逆に治安維持の妨げになっている状態。
で、警察が言う訳です。
「交通を妨げないように、子供を校門前にドロップしなさい」
「学校付近に近づいた段階で荷物を用意しておけ」


これって、わざわざ言うべき事ですか?
送り迎えで渋滞が発生するのは今に限った事じゃないし、警察も普段から取り締まっていれば問題ないんじゃないの?


バンダラナイケ空港で2キロもの覚せい剤を隠し持っていたとして、インドから入国したスリランカ人が逮捕された。
この厳戒態勢の中、持ち込めると思ったのだろうか?
バカなのかな?と思ったけれど、この時期だからこそ持ち込まなければならない理由があったのかもしれない。
テロの資金源とか、ね。
背後関係の徹底調査が必要ですね。


警察は、
「4/21のテロに関与した全ての容疑者は殺害もしくは逮捕された」と発表。


嘘でしょ?
全員って、どうゆう根拠で言ってるの?
昨日もニュースであったけど、物凄い資金規模だよ。
これだけのグループで、数十名だけ?
実行犯ってことなのかな?


でも、その後に
「将来的にテロに使用される可能性のある爆発物も全て撤去、没収されている」って言ってるんだよね。
ほんまかいな。


全ての家屋を調査するって言ってたから、それで確認が取れたなら良いよ。
でも、ワタクシの家には警察来てないし、この発言の自信はどこから来るのでしょうか?
「全ての容疑者は殺害もしくは逮捕された」と言うなら、全てを調査しなければならない。
これは「悪魔の証明」なわけで、非常に困難というか仕事量が多い。
なので「(面倒だから)全て殺害・逮捕した(って言っておこう)ってなってる気がする。


これに呼応してなのか、軍の司令官も
「通常の生活に戻るように」と市民に向けて声明を発表した。
タイミング良すぎませんか?


そして、上と矛盾する発言が政府要人からすぐに出る。


大統領は、
「全ての容疑者は、この三日間のうちに逮捕されるだろう」と発言したのだ。


なんだそれ?
このちぐはぐな状態を見ても、スリランカという国は危機管理、情報管理がずさんな国なんだなとすぐに判るよね。

拠点、資産の差し押さえ

また一時的にSNSが遮断されていたみたいですね。
昨日のニゴンボの件に絡んでの事でしょう。
どうも交通事故を端緒としてグループ間抗争に発展したようです。
そして、この抗争で二人が逮捕されたとのこと。


テロリストの拠点としてヌワラエリヤのゲストハウスが摘発された。
「Blue Eye Inn」というゲストハウス。
今後の捜査に期待。


警察当局はテロリストたちの資産として、現金で1.4億ルピーと70億ルピーほどの資産を特定したと発表。
資産の内訳が明示されていないので細かい事は解かりませんが、かなりの資金規模ですね。


アヌラーダプラで、145の雷管、786メートル導火線、243ダイナマイト用の容器、12.5キログラムの火薬および36.6キログラムの硝酸アンモニウムが回収されたと警察が発表。
こんなものを個人で保管できてしまう事が恐ろしい。


と、こんな感じのニュース。

ニゴンボで小競り合い

夕方かな?
ニゴンボでグループ間による小競り合いが発生。


その両グループがどういったクラスタの人たちなのか解かりません。
もしかしたらグループ間抗争ではなく、ただの暴徒の可能性もありますね。
まぁ結果として、車が燃やされたりしたらしく、ニゴンボに外出禁止令が出されました。


空港近辺のエリアも含まれるとのことですので、空港に行く用事のある方たちは御注意を。

安全対策が進んでませんね

明日でゴールデンウィークは終了ということで良いんでしょうか?
どこか行きましたか?
私は、家に缶詰でしたね。


今日、ニュースでやってました。
イースターサンデイのテロからこっち、スリランカ全体でホテルの稼働率が70%下落したと。
これ、ホントに深刻ですね。
内戦終了後、ニューヨークタイムスとかロンプラで「今年行くべき国ナンバー1」とかになって、欧米や中国からの観光客は急増した。
もちろん内戦の影響で「かねてから行きたいと思っていたが行く事を躊躇していた」一定の層の人たちには朗報だったことでしょう。
しかし、それによる観光客増があまりにも急激だったことで、スリランカへの投資が観光セクターに偏りすぎたという事も否めない。
そしてテロ発生。
観光客激減。
投資資金の回収が困難に。
倒産。
景気悪化。
民衆の不満増大。
治安の悪化。
そして、さらなる観光化客減へとつながる負のスパイラル。
政府は今回のテロによる経済的影響は2年ほど続くと言っていましたが、正直2年ぐらいでは済まないと思う。


警察が不法に所持している刀剣や殺傷を目的としたナイフを届け出るようにという声明を発表。
これで届け出たり提出したりする人が居るなら、そもそも犯罪なんか起きないと思うのですが。
それと、根本的なことを言うと、刀剣の所持が不法であるという事が周知されていないし、例えばどのサイズから違法なのか誰も知らないという問題がある。
これでは誰も届け出なんかしないと思う。
我が家も隠匿しましたし。


あとテロ発生後にスリランカ政府は600人の外国人を国外退去にしたとのこと。
理由としてはオーバーステイだったとのことです。
このうち200名ほどがイスラム教の聖職者関連。
ほとんどが南西アジア出身の人たちのようですね。
この偏りは、ある意味仕方の無い事だと思える。
日本でも同じ。
警察官にしたって、あからさまな外国人顔の人にはパスポート(日本では在留許可証?)の提示を求めやすいけれど、自国民と区別が付きにくい場合は、それを躊躇しがち。
日本で言えば東アジアとか東南アジア出身の人たちね。
もともと近隣諸国からは他国と比較して多めに入ってくる。
加えて見分けが付きにくいとなれば、オーバーステイを取り締まるのは難しくなる。
私のビザ申請に影響が無ければ、オーバーステイの人を国外退去にするのは良い事。
まぁ、私も一回ビザの日付けを間違えてオーバーステイになりましたけど。
monito.hateblo.jp


テロの影響で始業を遅らせていた学校ですが、週明けの6日から再開するとのこと。
ただし中高生(日本とシステムが違うので微妙に年齢がずれてますが)のみです。
自分自身で危険回避が出来るからというのが中高生を対象にした理由のようですが、各所で反発が起きてます。
まぁ、そうですよね。
小学生は安全優先。
中高生は学業優先。
そう言っているのと変わらない。
親にしてみれば、同じ子供ですから。
急いで学校を再開する前に、政府はやることやれよって思うのは道理。




全然関係ないですけど、今日もチーズケーキを焼きました。
スフレタイプね。
前回も同じスフレチーズケーキを狙っていたのですが、小麦粉が多すぎたようで「美味しいけどスフレではないな」って言うのが正直なところでした。
今回は完璧。
シュワシュワしてました。