子どもってたまに鬱陶しい時あるよね2

昨日の文章を書いているときに思い出した。


少し前にコロンボに行ったときの話。


任地からコロンボに行くと、終点のバスターミナルで降りる事になる。
そこでミルクティーなりコーラなりで喉を潤してから、
駅前まで5分ほど歩いて、連絡所方面に向かうバスに乗り換える。


ボーっと歩いていると、
カラピンチャ(カレーリーフ)を売っている店の前で
10歳ぐらいの子供が声を掛けてきた。


『Hey hello!! hello!! 』


非常に粘着質な声の掛け方で、俺の神経を逆撫でた。
軽く声を掛ければ良かったのかもしれないが、なんせイラッとしたので
無視を決め込む。
そのまま歩いて、椅子に座っているその子供とすれ違った瞬間、


『チャンチュンチョン!!』


その手の平返しの態度にムカツイた俺は、
教育的指導をすることに決めた。
いわゆる脅し。


クルッと方向転換して、子供に迫る。
胸ぐらを掴んで椅子から立ち上がらせる。


『今、なんて言った?』


子供は顔面蒼白。
口元は震えている。


『なんて言ったんだ?もう一度言ってみろ』


子供は今にも泣きそう。




そこで手を放して無言で立ち去る俺。
これで、あの子供も少しは大人しくなるだろう。








そう、思ったのですが・・・。


それで済まないのがスリランカ
いや、親の習性なのか、はたまたモンスターピアレント的な奴なのか・・・。


店の奥からお母さん登場。
手には長さ1mほどの角材。


『うちの子どもに何しやがった〜〜〜!!』


え〜マジで・・・?






その後は、母親と口論。
言った言わないの水掛け論から、
言ったとしてそれがどうした!という開き直りに発展。


全く関係ないランカ人が俺に対して
『I'm very sorry』
と言ったところで、馬鹿らしくなって終了。


中南米の『チーノ(中国人)攻撃』に比べれば、スリランカは100倍マシ。
でも、たまに言われるからこそ、よりムカツクっていう理屈もある。


色々試すけど、決定的な解決策はまだ見つかっていない。
みんなはどうしてるんだろう?
無視するのが一番なのかな・・・。