書けて無いこと

スリランカと私とに関連することで、色々と起きてますが、書けてないことがある。
バシルとネパール地震の事。


バシルというのは前大統領の弟。
1月の選挙時期には、バシルの存在が選挙で不利になると察した兄によって国外に送られ、アメリカだかシンガポールだかに居た。で、どう云う理由だか知らないが、汚職追求の厳しいこの状況下で帰国し先日逮捕された。もう一人の兄弟と前大統領自身の逮捕・身柄拘束も時間の問題と言われているが、正直余談を許さない。
この逮捕劇がただのパフォーマンスではなく、真実横領したお金が取り戻せるなら、スリランカの未来にも僅かながら光が差す。なぁなぁで終わるようなら、一度覚えた蜜の味を政治家たちが忘れるはずもなく、その毒虫と共生する多くのランカ人も同じ運命。汚職の無いクリーンな社会、待ち望まれます。
汚職事件は要りません。
お食事券なら欲しいです。


そしてネパールの地震
実はここではあまり書いてないのですが、奥さんの親戚がネパールに居ます。
お義母さんの妹の娘はインドで医学部に入って勉強しているが、それとは別で父方の弟の娘がポカラで医学部に通っている。彼女の父親はスリランカでも有名な不妊治療の医師で、娘である彼女も医師を目指し勉強中。ちなみにその弟はパイロットになるためオーストラリアで訓練中。まぁ、こんな感じでしっかりとした家庭だし、我が家と問題になることが無いので、ここで話題にならないのです。
一応、日曜日の段階では無事は確認できた。建物の倒壊を避けるために、家の外に皆出て避難しているとの事だった。その後も余震があったみたいだし、どうなっているのか続報が得られていない。FBでメッセージをやりとりしたけれど、日曜日の夜以降途絶えている。電源の確保も難しいのかもしれないし、回線の問題もあるかもしれない。なので、あまり心配はしていないのだけれど、彼女の家族である叔父や叔母のことを考えると、ね。


緊急の対策チームが日本からもスリランカからも出動しています。有難いことです。でも彼らメンバーの家族も同じように心配な心持ちだろうと思うと、複雑な感情が出てきます。
何よりも、ひとりでも多く助かることを願う。