コメの消費量

先月の10月10日にお米を20kg購入した。
それが今日で終わる。


三人で20kg/monthということですね。


イヌも我々の残りカレーを食しているので、20kg÷3.3で一人あたり6kgぐらいですかね。
スリランカ人の一人当たり平均コメ消費量というのが9kgほどなので、それに比べると三分の二程度。
ちなみに世界で9番目ぐらい。
日本は3.5kg程度で世界50位。


だから?って感じですかね。


正直ワタシも同じ気持ですが、それではこの文章も終わってしまうので、もう少し掘り下げてみる。




ランキングを書いたついでに、世界一位はどこか。
気になりませんかね。
別にどうでも良いですか?
バングラです。
月に14kgも食べるそうです。
毎食、おにぎり三個位食べる計算。
お腹すいてれば、それぐらい平気で食べられるけれど、一ヶ月毎日しかも三食毎回おにぎり三個は、どう考えてもキツイ。
まぁバングラだからカレーなんでしょうけど。


生産量としては中国とインドで世界の半分。
輸出量はタイ、ベトナム、インドで60%。



どうでも良いですね。





スリランカは日本と同じで、お米の自給率はほぼ100%です。
基本的には国民にとってもっとも大事な農作物なので、これで良いと思います。
しかし日本と違うのは、外国産のお米が高級品として扱われている事。
例えばパキスタンのサンバ米。
タイのジャスミンライス


これらは5kgとか10kgといった袋で、スーパーの一角に積み上げられている。
私自身は買ったことないですが、店内の一等地に積み上げられているぐらいですから、それなりに売れるのでしょうね。
パキスタンのサンバはブリヤーニとかに使うと、良いらしいので理解できるのですが、ジャスミンライスとか誰が食べるのか・・・。
いや、美味しいよ。
でもスリランカで誰が?


スリランカでは長粒種も短粒種も両方作付している。
ただ、どちらもアミロース含有量の少ないインディカ米だ。
注意しなければいけないのはインディカとジャポニカはその形で分類しているわけではないこと。
歴史的経緯や、最近では遺伝子解析なんかも使って分類しているので、我々の持っているイメージとは異なる場合も多い。
なので、インディカのもち米なんていうのも存在しているわけです。


実際、ペラデニヤ大学の種苗センターみたいなところで見せてもらったことがある。
ただ、今は試験栽培や種の保存を目的に細々と栽培されているらしく、まったく流通していない。


タイのもち米が大好きな自分としては、スリランカでも栽培して欲しいんだけどね。