初お湯シャワー

お手伝いさせて頂いていた日本人専門家さんが帰国。
私の業務は、もう少し続きます。
何度も言いますが、本来なら9月末で終了だったんですがね。
もう11月も終わりです。


で、帰国に際して色々と不要な物(日本に持って帰らないもの)が出てくるので、私の方で丁重にお引き取り。


ありがとうございます。




温水シャワーも無事に設置完了。
これで奥さんの手をわずらわせること無くお湯シャワーができる。
スリランカに住んで6年が経過して初めて、自分の家でお湯シャワーが浴びられる。
まぁ、電気瞬間湯沸かし器なので、ボイラータイプのように大量のお湯は期待できませんが、必要十分な量は確保できます。


本体の取り付けとテスト運転はやってもらったのですが、シャワーのノズルを壁面に固定する為のハンドルなどは、こちらで付けることにしていたので、帰宅して早速取り付け。
壁面固定用の部品が上下に分かれていて、その間をハンドルでつなぐというだけの単純な構造。
単純な上に、固定部分はネジ一箇所。
安物なんで仕方ないですが、すぐさま壊れそうな予感がします。
本体が壊れなければ、どうにでもなるので構わないのですが。


奥さんは街に買い物へでかけている。
その帰りを待たずに初めてのシャワーを使う誘惑に負けそうでしたが、なんとか耐えた。
「シャワー使えるから、一番最初に使っていいよ」と言うと、
「ちょっと怖いし、先に使っていいよ」とのこと。


なんだか申し訳ない気はしましたが、使い勝手のチェックも兼ねて、お先に失礼しました。




なんだか、物足りない。
水量を増やすと温度が下がるし、水量を絞ると安全機構が作動してお湯にならない。
アレコレといじってなんとかしようと思ったのですが、ダメでした。


その感想を奥さんに伝えると、
「最初のうちは充分に作動しないけれど、数回使えば徐々に良くなっていくって言ってたよ」と言われた。


それって、運転開始初期は冷たい水が出るけど30秒ぐらいでお湯になるよってことじゃないの?


そうは思ったのですが、
「ふーん、だと良いけどねぇ」とだけ答えた。




夜になって、奥さんがシャワーを浴びたのですが、
「熱い、熱い!!」と叫ぶ。
そして呼び出される私。
「全然熱くならないって言ってたけど、熱いよ!!」


スリランカ人(特に田舎の人)はお湯シャワーに慣れていないので、我々にはぬるく感じられる温度でも、大げさに熱いという。
そんな事は先刻承知なのですが、一応お湯を触ってみる。


熱い。


うーむ。
慣らし運転的なものを私がしたってことで良いのかな。