オンラインの罠

今月はビザの更新に行かないとならない。


本来であれば、最初は三ヶ月。
次に半年、1年、二年と伸びていって、五年だか七年だかで更新が不要になると聞いた。
配偶者ビザの場合ね)


2015年の1月にビザ更新する時、二年のモノが貰えると思っていたら、大統領交代の影響で一年期限のものになってしまった。
前大統領時代にバラ撒いたレジデンスビザが審査不十分のものが多く、それをもう一度しっかりと審査するためだとの説明。
確かに「なんのビザで滞在してるの?」って人が結構居るので、ある意味しかたのないこと。
そうであるならば、今年は二年もののビザが貰えるのでしょうか?
そこがスリランカの不透明なところで、何の確証もない。


ビザの更新には婚姻証明書と奥さんの出生証明が必要、
それを取得しにAGオフィス(ASSISTANT GOVERNMENT)に出向いた奥さん。


昔はキャンディのカッチェリー(市役所)にまで行かないと、奥さんの出生証明は取れなかった。
何故なら、奥さんが生まれたのはキャンディの病院だから。
しかし今では全てがオンラインで繋がり、ピリマタラーワのAGオフィスで取得できる。
市役所でしか取れないものが区役所で取れるといった感じでしょうか。


婚姻証明は、ピリマタラーワで提出しているのでそのまま発行してもらえる。


なので、2つの庁舎に行かずともいいわけでして、コチラとしては非常に有難い。
はずなのですが、さすがスリランカ
オンラインシステムが故障し、結局ピリマタラーワで申請してキャンディのカッチェリーで取得という形に戻ってしまった。


こうなると、婚姻証明をピリマタラーワで提出していることが仇になり、両方の庁舎に出向かなければならない。


本末転倒というか、有り難迷惑というか、恩を仇で返すというか。
なんか言葉が違うけれど、そんな感じ。


どちらにしても無事に証明書は取得できたので、近いうちにイミグレに出頭する。




これがまた一苦労なんだよなぁ。
朝早く一番で乗り込んでも、取得数のに丸一日は掛かる。
トリップアドバイザーにもクチコミされているんだけれど、恐らく暇にあかせて外国人観光客とかが書いてるんだろうね。
まぁ酷い評価。


当然ですけれどね。


観光ビザの無料化とイミグレの改善は、観光立国を目指す国としては早急に対応したほうが良いと思うね。
貴重な旅行日程の一日をあんな場所で消化するとなれば、ヨーロッパからの長期旅行者も日程を繰り上げかねない。