まずは月曜日の話。
自由な人生を謳歌する先輩が、仕事で日本からやってきた。
最初に出会ったのは駒ヶ根の訓練所。
派遣先の諸々な状況を説明しに来てくれたのが出会い。
あれが2009年の夏。
もう2016年。
時間の流れは、早まるばかりで少しも手を緩めない。
困ったもんです。
で、その先輩、仮にTさんとしましょう。
Tさんたちが仕事終わりで飲んでいる場に、ワタシも混ぜてもらいました。
恐らく、2012年の7月以来。
その時は長野でお会いしたはず。
もう、四年も前のことか。
そりゃそうか、日本にも丸三年帰ってないし。
皆さんと飲んでいるところに後から合流したので、Tさんとはじっくり話せていなかった。
なので、もう一軒のみに誘って、お付き合いしてもらった。
忙しくてお疲れのところ申し訳ないとは思ったのですが、久しぶりだし話したいこといっぱいあったんです。
結局12時ぐらいまで二人で飲んでしまいました。
また近いうちにお会いできると良いな。
話は変わって、ネゴンボで住む家を探しに幾つか廻ってきました。
一軒目は間借りのようなスタイル。
職場からは近いのですが、ちょっとその、なんて言うの?
みすぼらしい、というかね。
二軒目は家というか、小屋?
たまにはウチの奥さんも来るだろうし、これはちょっと厳しい。
三軒目は、まぁ我慢できそうなんだけど、大家さんが遠くにいて色々と面倒な感じ。
あと、セキュリティ上の問題というか、窓が鉄格子で塞がれているのがね。
いや、良いんだよ鉄格子。
ただガラスが入ってないって、おかしいでしょ?
そして四軒目。
今までで一番職場に近い。
水タンクもあって、ポンプで井戸水を送ることが可能。
つまり水道は来ていない。
ただ、いままでの三軒は完全に井戸で水汲みしないとならない家だったので、百倍マシ。
入ってすぐサロン。
部屋は3つ。
うち1つは使えそうもないが、二つ使えれば充分。
台所、ダイニング、トイレは外。
六畳ほどの倉庫、サーヴァントの部屋。
広さは充分です。
セキュリティはまぁ、大丈夫かな。
駐車スペースもあるし、庭も作れる。
なんでこれを最初に見せてくれないのか?
最初に悪い物件を見せて、こちらの期待値を下げてから本命を見せるというのは不動産屋の常套手段ですが、ワタシを連れ回してくれているのはオフィスのスタッフで、不動産業者ではない。
不思議です。
あ、肝心の家賃は5000ルピー。
まぁ、ここで決まりかな。
正直色々探すの面倒だし、あんまりこだわりないんで。