サバ

今週は『禁煙週間』です。
とは言え、五日目ともなると何を書いて良いのやら・・・。


今日は土曜日。
午前中は出勤になってしまったので、会社に行きました。
で、午後からはキャンディに帰ろうと思っていたのですが、色々と都合が合わずにキャンセル。
こういう日は、ネゴンボにでも行って、それなりのお店で妻とご飯を食べて、その後はバーにでも移って、一杯飲みつつタバコを燻らす。
こんな生活が楽しみの一つとして存在していた。


実際の今日は如何なものか?
仕事終わりで妻の作ったサンドイッチを持って出掛ける。
行き先はフィッシュマーケット。
そこで魚を物色して、氷を詰めたトロ箱で持ち帰る。
ノリタケのアウトレットのようなものがダンコトゥワにも有るのではと期待して、ダンコトゥワの工場に行き、期待を裏切られて帰ってきた。
それでオシマイ。
車で行ってるので飲むことも出来ず、時間が早すぎたので「軽く夕食を」という感じでも無い。
タバコを吸うことも勿論無い。


まぁ、タバコの話はこれでオシマイ。


今日買った魚の話。
今日はイワシと鯖を買った。
鯖を買うときに、妻が魚の名前を売り子に聞いていた。
私からすれば、背中の特有な模様からして『鯖』で有ることは一目瞭然だったので、答えを聞かずに他所を見て回っていた。


一周回って戻ってくると、妻は既に鯖を購入して場外に併設されている野菜の小規模市場に移動していた。
名前の事はすっかり忘れていたので、そのまま家に帰ってきてしまった。


「鯖の生き腐れ」なんて云うように、鮮度の落ちるのが早い魚。
捌いてみたところ、それなり、だったので塩焼きにしてみた。
匂いがキツければ、煮付けにでもするところ。


充分塩焼きで食べれました。
アブラの乗りはイマイチですが、美味しかったです。


で、妻に云う。
「日本ではこうしてシンプルに焼いて、大根をすりおろしたこれ(大根おろしを指して)と一緒に食べるんだよ」と言って食べさせた。


「うん、美味しいねサーモン」





「え!? サーモン!?」





びっくりしますけど、これスリランカでは普通のことです。
魚の名前をホントに知らない。
こうした青魚は全部『サーモン』と呼ばれる。


なぜか?


どうも『サーモン』という会社だか商品名だかで鯖の缶詰が売られていた時期が有るらしく、缶詰に使われるような魚(青魚とか、主に鯖だよね)は全部『サーモン』という通称で呼ばれるのが一般化したようです。


日本でも鮭なのか鱒なのかごちゃごちゃしてるものもあるし、出世魚で名前が変わるものも多いし、ややこしいことこの上ない。