警察に相談

朝から友人の家に行く。
地元で政府系の仕事についている飲み仲間だ。
協力隊の隊員の時からの付き合いなので、もう長い。


彼にいわゆる「盗難事件」について警察に相談しに行くので、知り合いを紹介して欲しいと頼む。
彼は顔が広いことが自慢なのだ。


一緒に警察に行ってくれることになった。


で、相談するのですが、やっぱり向こうの警察の手続きは通常ではありえないことのようだ。


まず初めに8月の段階で私からの「安全確保」に関するクレームを受け付けている。
ソレに対しての反応も無しで、今週頭に「盗難届」を受理。
そして、相手側は「三ヶ月の補償費を請求された」と昨日の時点で再度クレームをつけたようだ。
これに対しては、労働基準局で対処する案件であって、警察は関知しないとクレームを拒否したらしい。
その時に、「盗難届」に関して聞かれたらしく、昨日の電話に至った。
聞かれなければ、対処しなかったつもりなのかもしれない。
で、仕方無く連絡するしか無くなり、でも面倒なので手順通りで無く、電話で伝えたと。


ということで、14日に向こうの警察に行く必要もないと。
まずは、私の出した「安全確保」に関する呼び出しがあるので、それは向こうに出向くしか無い。
その後、「盗難届」に関する呼び出しが、こちらの警察を経由して出されるので、その時に対応する必要があるとのこと。


いや、返しても良いんだよ。
実際には我々にも必要のないものですから。
ただ、言ってることが無茶苦茶なんですよね。
貰っても居ないウォーターフィルターを要求され、しかもニゴンボまで持って来いと。
こちらのスタンスとしては、
1.貰ったものですから返しません
2.でも、要らないから返しても良いよ
3.ただ、何を盗られたと主張していて、それが彼のものであるという証明は必要ですよ
4.そのクレームをキャンセルして、その上でまだ必要というのであれば、取りに来てくれれば渡します
5.その時も、こちらの警察署で引き渡しをする
6.なぜなら彼は私に対する安全上の脅威ですから


なんにせよ、こちらの警察から呼出状が届くまでは何もしなくて良いようです。


その後、彼らとランチ(という名目の飲み会)。
政府系職員の友人と、ウィールのドライバーです。
そこに私も知り合いである、水道局の局長お抱えドライバーが合流。
かれらの相談の結果、もしニゴンボまで荷物を持って来いという結果になったとしたら、こちらからバンを手配して持って行こう。
その時に知り合いのちょっと偉い警察官に同行してもらう。
職務として同行を依頼するのであれば、政府に対して1000ルピーほどの費用を支払わなければならないらしいのですが、そうしておけば制服警官を同行していける。
向こうの警察は、やはり地元びいきだろうし、こちらからも連れて行ったほうが良いという考えだ。
日本人会社社長に義理は無くても、一緒に来ていたはずのスーパーバイザーの知り合いという警察官も居るだろうし。


そして、その段階で今後一切のクレームや嫌がらせは受け付けない旨の確認が出来れば良いねと。


とにかく、明日もう一度話し合いします。
まずはクレームをキャンセルさせるのが一番。
無理なら、盗難事実の証明をさせる。
それでも引き渡すことになれば、こちらの警察で取り仕切る。
それも無理なら、制服警官に同行してもらう。

こんな内容で、話し合うという名目の飲み会なんだろうな。