新たな悩み

面倒事が片付いてアリガタイ一方で、新たな悩みが発生している。


ここに書くことが無いと言うのが、その悩み。




なので、適当に昨日読んだモノについて。
日本に行った時には本を買って帰ることもありますが、最近は有料でダウンロードできたりするので、重いものを持って帰る必要も無いのかな。
で、毎度毎度お金を払うのも嫌なので、「青空文庫」も活用しています。
昨日は、「尾崎放哉(ほうさい)」の句集をダウンロードして読んだ。


五七五に縛られない自由律俳句の大家だ。


有名ドコロでは「咳をしても一人」とか。
これなんかは、授業でも習った気がする。
今回読んで気に入ったのは
「いれものがない両手でうける」 
いいね。
単純に素晴らしい。
これで俳句として成立するのが俳人の力ですな。


「こんなよい月を一人で見て寝る」
これは物悲しい雰囲気を醸しつつも、一種の優越感も感じる。
「で」が無いほうが音律的には良い気がするけれど、「一人」の強さが変わってくるか。


「打ちそこねた釘が首を曲げた」
これは、人も来ない寂れた太子堂に住んでいた時分の句のようですが、慣れない作業を一人でこなさねばならぬ身の上をユーモアたっぷりに描写していて面白い。




こんな感じの穏やかな日々ですよ、最近は。