オシムが言った

かつて日本代表のイビチャ・オシム監督は
「ライオンに追われたウサギが逃げるときに、肉離れをしますか?」と発言した。
この後に続くのは「要は準備が足らないのです」という言葉。


まぁ、そうですね。
しっかりと準備運動はしたつもりだったけれど、足りなかったのかな。
準備運動が出来ていたとしても、そもそもの筋肉の強度が足りなかったのかもしれない。
それは、サッカーをするための総合的な準備が足りていないという事だ。


走ってて痛めたっていうよりは、ボールの重さに筋肉が負けたって感じだし。


しかし、オシムのたとえ話はなんか違う気もする。
野生動物だとしても、筋肉がある以上は筋肉の損傷とは無縁では居られない。
「動物は骨折しない」と言っているようなもんだ。
そんな事は無い。
走るために交配され続けているサラブレットですら骨折するんだから。
筋肉だって損傷するさ。


ただ、ウサギの場合は骨折なり筋肉損傷なりした場合にはライオンに捕食されてるから目に見えないだけ。
もしくは動物って、あんまり痛がらないというか、痛いのを見せないから気づかないだけでしょうね。
あと、ウサギは準備運動しないよね。
逃げるのが上手いという特性をもって進化してきただけです。