服装規定変更 今日のニュース6/25

テロ以降、スリランカの女性公務員はサリーの着用を義務付けられました。
これはムスリムの女性も同様。
なぜなら、目的は「顔を隠すベールの使用を禁じる」事なので。


これにより、Abayaと呼ばれるアラビア半島の伝統的な衣装を着用する事は困難となりました。


しかしながら、この措置には民族的・宗教的アイデンティティーに関する問題点を含んでいました。
つまり、自身の出自とは無関係なサリーの着用を強要されるということ。


これには多くのムスリム女性が反発し、そうした「サリー着用義務を履行しない人たち」への嫌がらせも発生しました。


本日、国会では「サリー」という文言を「顔を覆わないまともな服装」という表現に変更する事を決定しました。


良かったですね。
こんな差別的な内容の規定は修正されて然るべき。
長く続いた民族対立の元凶とも言える「シンハラオンリー政策」に通じる、トンデモな内容。
危機的状況に対応した結果、さらなる火種が撒かれるとしたら愚の骨頂ですからね。