サンクコスト的思考

親戚たちに貸したお金と、それを銀行に預けていれば得ることが出来たはずの利子に関しては、もう切り離して考える事にした。


これだけで、随分と楽になった。


回収不能なコストに対して、今後もコストや時間を費やすのは愚の骨頂。
しっかりと損切りし、別の事に限りある資源を投入するべき。


今後、
1_回収できない場合
 利益はゼロ。
 回収しないので時間的ロスもゼロ。
 義母は帰って来ないので、彼女へのコストもゼロ。


 ということで、プラスマイナスゼロ。




2_一部なりが回収できた
 これは損失のカバーではなく利益。
 利益は出るし、義母に掛かるコストもワタシが払う事は無いので、ゼロコスト。


 ということで全体としてプラス。




3_利子も全回収
 利益は充分に出るのでプラスプラス。
 義母のコストは掛かるのでマイナス。


 全体ではプラス。


うん、悪くない。



実際には第4の選択肢が義母にはある。
ゼロ回収で、ここに戻ってくるというもの。
彼女にもここに住む権利はある。
家は妻の実母のものですが、土地は妻の父親のもの。
つまり義母の旦那ですから。


両者に権利がある。


なので、空いてる土地に家を建てれば良い。


しかし、3つの選択肢を提示した時点で、第4の選択肢は頭から消える。
3つもあると「その中から一番条件の良いものを選ぼう」という心理が働くものです。
心理学者でもナンデモ無いので知らんけど。


仕事でも、こうゆう考え方は大事にしなきゃね。
サンクコストもそう。
見えていない選択肢が無いのか考えることもそう。