フローティングマーケット

2014年の9月にオープンした、ペター地域のフローティングマーケットがリノベーションされることが決定した。


開業当初こそ賑わいのあったマーケットですが、メンテナンスされずにいたため、メインである水の汚染が進み、異臭が充満。
103あるテナントの八割が空き店舗。


私も妻と行きましたが、売っているものも画一的だし、その一度しか行っていない。
観光客をターゲットにしていると言いつつ、街なかのどこででも見られる靴屋さんとか、チェーン店のパン屋とか、コンセプトからずれてる。
野菜とか売ってたし。


で、これってUDA(Urban Development Authority)のプロジェクトでした。
先日の記事でも書きましたけど、UDAは国防省の管轄になっている。
当時からそうだったのかな?
ちょっと記憶がないけれど、とにかく軍との繋がりが強い組織。
軍用地の払い下げを受けてリノベーションするプロジェクトを多く手掛けている。
ここは軍用地では無かったと思いますけど、工事を実際に施工したのは軍人さん。
あの頃は内戦終了後すぐで、軍人余りも酷かったですから。
そして当時の国防大臣であるところのゴタバヤ氏が推進した計画でした。
それを今度は現大統領ゴタバヤ氏の兄、首相である当時の大統領が再リノベーション。


なんか、あれですね。


今回の工事を軍人さんがやるのかどうかの明記はされていませんでしたが、どうせなら民間に仕事を出すべきですね。
作ったあとのメンテナンス契約も、しっかりと締結してください。